【SBI証券】新NISAの始め方!口座開設(手続き)から積立設定まで徹底解説!
2020年からSBI証券でつみたてNISAを始めて、現在では新NISAで合計250万円以上を運用しています。
上記の悩みを解決できる記事を書きました!
この記事で解説する『新NISAの始め方4ステップ』を実践すれば、迷うことなく簡単にSBI証券で新NISAを始めることができますよ。
- SBI証券の口座開設から新NISAの積立設定
- 新NISAで人気おすすめの投資銘柄
とりあえず、すぐにSBI証券で口座開設したい人は下記ボタンからどうぞ!
新NISAとは?
NISA(ニーサ)とは、少額からの投資を行う方のために2014年1月にスタートした「少額投資非課税制度」です。
イギリスのISA(Individual Savings Account=個人貯蓄口座)をモデルにした日本版ISAとして、NISA(ニーサ・Nippon Individual Savings Account)という愛称がつけられています。
NISAは、2014年1月から一般NISAが始まり、2016年4月にはジュニアNISA(未成年者少額投資非課税制度)、2018年1月にはつみたてNISA、そして2024年1月から新制度のNISAがスタートしました。
2014年から2023年までを旧NISA、2024年からを新NISAと言われています。
新NISAの内容は次のとおりです。
新NISAの特徴は以下の6つになります。
投資をする人はやらない理由がないほど良い条件がそろっています。
- 非課税保有期間が無期限
- 制度(口座開設期間)が恒久化
- つみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能
- 年間投資枠が拡大(最大で年間360万円)
- 非課税保有限度額(総枠)が新設(最大1,800万円)
- 非課税保有限度額(総枠)の再利用が可能
新NISAの詳しい解説は以下の記事で紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
SBI証券での新NISAの始め方・やり方
ここからは新NISAの始め方を解説していきます。
今回はSBI証券で新NISAを始める方法を順番に解説していきます。
新NISAを始める手順は以下の4ステップです。
- 必要書類を準備する
- 口座を開設する
- 投資する商品を選ぶ
- 購入手続き(積立設定)をする
順番に解説していきます。
STEP①:必要書類を準備する
まずは、SBI証券で口座開設するために必要な書類を準備しましょう。
口座開設するために必要書類には以下のとおりです。
- 本人確認書類 (※旧姓や、異なる住所䛾場合䛿、本人確認書類䛾変更を先に行いましょう。)
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- 運転免許証
- 上記以外䛾本人確認書類: 住民票䛾写し、各種健康保険証 など
- マイナンバー
- 「個人番号カード(マイナンバーカード)」「 通知カード」䛾どちらでもOKです^^
- お住まい䛾市区町村窓口で マイナンバー入り䛾住民票 を取得して、確認もできます。
STEP②:口座を開設する
必要書類が準備できたら、さっそく口座開設を始めましょう!
口座開設はスマホからの申し込みが簡単です。
取引開始までの、すべての手続きをネット上で完結することができます。
郵送物の受け取りをすることもなく、最短翌営業日には取引開始が可能です。
口座の申し込みが完了すれば、SBI証券で審査の審査に進みます。
「ネットで口座開設」で手続きを進めてきた方は、1〜3日営業日程度で口座開設されますよ。
少し長くなりますが、口座開設の手順を解説していきますね。
ここを乗り越えれば後は簡単なので、頑張って口座開設していきましょう!
まずは、SBI証券のサイトから「口座開設にすすむ」をタップし、メールアドレスを登録して次を押します。
登録したメールアドレスにメールが届くので、そこに記載されいる「認証コード」を入力して次へをクリックしてください。
次はお客様情報の入力をしていきます。
この後で提出する本人確認書類に記載されいる内容と同じ内容を記載しましょう。
まずは「居住地」です。
続いて以下の各項目を入力していきます。
- お名前
- 生年月日
- 性別
- 電話番号
- 住所
次は特定口座の開設です。
「開設する(源泉徴収あり。原則確定申告が不要)」にしましょう。
特定口座と一般口座の違いは「年間取引報告書」の交付の有無です。
※確定申告の申告先は、原則として1月1日に住民票のある住所を管轄する税務署となっています。
現在と本年1月1日時点の居住都道府県が異なる場合は、選択してください。
次はNISAの選択になります。
「NISAを申し込む(無料)」を選びましょう。
続いてiDeCoの申し込みです。
今回は「申し込まない」を選択しましょう。
口座開設した後でも申し込みできます。
新NISAの非課税枠1,800万円を優先して埋めていくのがおすすです。
次は住信SBIネット銀行の口座開設の申し込みになります。
まだ住信SBIネット銀行の口座を持っていない方は「申し込む」を選択して一緒に申し込んでおきましょう。
SBI新生銀行は「申し込まない」を選択してください。
「住信SBIネット銀行」と「SBI新生銀行」はまったく違う銀行です。
「SBI新生銀行」よりも「住信SBIネット銀行」の方が圧倒的に使いやすく、便利な機能が多いメリットがあります。
次はポイントサービスの申し込みです。
SBI証券で使う・貯める共通ポイントを1種類選びます。
「申し込む」を選んで次へ進みます。
三井住友カード(NL)で貯まったVポイントをSBI証券で使うには「Vポイント」を選択しておく必要があります。
選択して「次へ」をタップして進みましょう。
Vポイントは投資信託のスポット買付に使えますよ。
次は各種規約の確認です。
「約款規定集などの重要書類」をタップして内容を確認して同意にチェックします。
「SBI証券ポイントサービスの規約」タップして内容を確認し同意をチェック。
「同意」するをタップして次へ進みましょう。
そのまま入力内容の確認を行います。
確認が完了したら「口座開設方法の選択」に進みます。
口座開設方法の選択にきたら「ネットで口座開設」を選んで、「申し込む」をタップしましょう。
「ネットで口座開設」だと最短翌営業日に口座開設できますよ。
一方で、「郵送で口座開設」にすると、審査完了までに約1ヶ月ほど時間がかかってしまいます。
続いて、口座開設申込の完了画面に表示される「ユーザーネーム」「ログインパスワード」を保存してください。
※口座開設手続きが完了するまで、「ユーザーネーム」「ログインパスワード」は変更できないので注意が必要です。
保存したら「保存しました」にチェックをして「次へ」をタップしましょう。
次は本人確認書類の提出です。
マイナンバー確認書類(個人番号カードまたは通知カード)と、本人確認書類(運転免許証、各種健康保険証。住民票の写し)を提出します。
書類を手元に用意したら、「本人確認書類を提出」に進みましょう。
本人確認書類の提出の前に、お客さま情報の再確認を求められます。
提出予定の本人確認書類の情報と一致しているか確認しましょう。
修正がない場合は「次へ」で進んでいきましょう。
手続きが簡単な、本人確認書類の提出の組み合わせは以下の組み合わせですよ。
次からは具体的な本人確認書類の提出の流れになります。
本人確認の書類は以下のブラウザからアクセスしてください。
- iPhoneの場合はSafari
- Androidの場合はChrome
撮影が完了したら「撮影に問題がないことを確認します」にチェックをして、「登録して完了」をタップしてください。
以上で口座開設の申し込みは完了です。
お疲れさまでした!
口座開設の申し込みが完了すると、SBI証券で審査に進みます。
「ネットで口座開設」で手続きを進めてきた方の場合、1〜3営業日程度で口座開設されます。
SBI証券から審査完了のお知らせメールが届いたら、メール文中のURLをタップして、SBI証券サイトのログイン画面に進みましょう。
審査後は、取引パスワード・初期設定に進みます。
口座開設申込時の「ユーザーネーム」「ログインパスワード」を入力して、「ログイン」をタップしましょう。
次は取引パスワードの設定です。
SBI証券の取引パスワードは、株式や投資信託などの取引、出金や振込などの手続き、個人情報の変更などをする際に使います。
「取引パスワード設定」をタップして次に進みましょう。
取引パスワードを設定するために、口座開設申込の際に登録した本人確認情報を入力してください。
入力したら「メールを送信」をタップします。
メールを送信したら、登録したメールアドレスに以下のメールが届きます。
メール文中の認証コードを確認しましょう。
「認証コード」を入力し、希望の「取引パスワード」を入力して「設定」をタップしましょう。
「取引パスワード」は今後表示されないので、忘れないように保管しておいてください。
以上で取引パスワード設定の完了です。
続いて「初期設定する」に進みましょう。
まずはお客さま情報の登録からです。
お客さま情報では以下のことを入力していきます。
- 国籍、職業など
- 世帯主との続柄
- インサイダー登録
まずは、ご案内メールの受診、国籍の選択をしましょう。
携帯電話番号、FAX番号は任意入力です。
職業の選択肢は21種類あります。
最も近いものを選びましょう。
「無職」以外の選択肢を選んだ方は、勤務先名、部署、役職の登録に進みます。
上場企業に勤めるかたは、それに加えて勤務先の銘柄コードを登録します。
次の画面は、職業で上場企業以外を選んだ方の場合の画面です。
以下のことを入力します。
- 名称
- 部署名
- 役職名
- 電話番号
- 住所
次の画面は、職業で上場企業を選んだ方の場合の画面です。
お勤め先の会社名/証券コードで検索して、勤務先を選択しましょう。
続いて以下の項目も入力します。
- 部署名
- 役職名
- 電話番号
- 住所
次は「世帯主との続柄」を選択しましょう。
本人以外は、「世帯主の名前」「生年月日」「職業」を入力する必要があります。
入力を終えたら「次へ進む」をタップしましょう。
続いて「インサイダー取引」を防ぐための登録です。
ご自身・世帯主または同居の方が、上場企業に勤務しているなど関わりがある場合は、インサイダー登録が必要です。
該当する場合は、その会社名/銘柄コードと内部者区分(職員、役員など)を登録します。
登録が完了したら「次へ進む」をタップしましょう。
次は振込先金融機関口座の登録です。
SBI証券から出金する際に、振込先となる口座(出金口座)を登録します。
出金口座は、後で変更できるので、この時点では、現在利用している他の金融機関を登録しておきましょう。
それか、住信SBIネット銀行の口座開設が完了するまで待ちましょう。
次は「投資に関するご質問」です。
投資に関するご質問は以下の通りです。
- 国内株式手数料プラン選択
- 資産状況、投資経験
- アンケート
国内株式手数料のNISA口座による取引は0円です。
特定口座による取引も2023年9月30日にスタートした「ゼロ革命」によって、どちらのプランを選択しても、約定代金に関わらず売買手数料が0円となります。
取引プランを選択したら「次へ進む」をタップしましょう。
「日本証券業協会のルール(自主規制規則等)」により、証券会社の口座開設の際には「資産状況、投資経験」への回答が求められます。
それぞれ順番に回答していきましょう。
回答が完了したら「次へ進む」をタップしましょう。
すべての回答が完了したら「次へ進む」をタップしましょう。
最後は登録内容の確認です。
ここまでの登録情報を確認しましょう。
修正がなければ「この内容で登録」をタップしてください。
続いて取引口座同時申し込みの登録です。
取引口座の同時申し込み(金・プラチナ口座・信用取引・FX口座など)はすべて不要です。
チェックを外して「次へ」に進みましょう。
以上でSBI証券の口座開設は完了です。
長かったですね。お疲れ様でした!
STEP③:投資する商品を選ぶ
口座開設が完了すれば、投資する商品を選びましょう。
新NISAのつみたて投資枠は、金融庁が厳選した約280本の投資信託から選ぶことになります。
厳選されても280本はかなり多いので、選ぶのは大変ですよね。
なので、これさえ選んでおけば失敗しない投資信託を3つ紹介します。
結論、以下の3つです。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
詳しい説明は後述します。
このどれかを選べば80点以上は取れる投資ができます。
STEP④:購入手続き(積立設定)をする
投資する商品が決まったら、さっそく積立設定をして投資を始めてみましょう!
今回は、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を例にして解説していきますね。
まずは、SBI証券の「投信」トップ画面に表示されている検索窓に「オールカントリー」と入力しましょう。
検索結果から、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を選択しましょう。
詳細を確認して手続き注文に進んでいきます。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)のファンド詳細画面にある「積立買付(つみたてかいつけ)」をクリックしましょう。
初めて投資信託を買付する場合は「投資信託目論見書の電子交付サービスについて」の承諾を求められます。
目を通して「承諾の上、電子書面にて目論見書を閲覧する」に進んでください。
次は積立設定を入力していきます。
- 決済方法…現金
- 預り区分…NISAを(つみたて投資枠)
- 積立コースと申込設定日…自分の都合にあわせて
- 積立金額…自分の都合にあわせて
- ボーナス月の積立設定…自分の都合にあわせて
上記の項目を入力したら「次へ」をクリックしましょう。
すると、目論見書が表示されるので一通り目をとおして「確認画面へ」をクリックします。
最後に、設定内容の確認画面になるので、間違いないかを確認します。
間違いなければ、「取引パスワード」を入力して「設定する」をクリックすれば、積立設定の完了です。
以上で、すべての設定が完了です。
これで新NISAのつみたて投資枠で投資が開始されます。
お疲れ様でした。
SBI証券で人気おすすめの新NISA銘柄
ここではSBI証券で人気おすすめの銘柄を紹介します。
上記でも紹介しましたが、結論、以下の3つです。
はっきり言って3強です。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
上記の3つはSBI証券で不動の3トップを誇っています。
この3つの投資信託をざっくり紹介しますね。
①eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は積立投資の中で1番人気の投資信託になります。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の特徴は、これ1本に投資していれば全世界の株式に投資ができることです。
通称「オルカン」と言われています。
つまり、株式投資において最も重要な「分散投資」を自動的にしてくれています。
②eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)もかなり人気の投資信託です。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の特徴は、この1本に投資していれば米国の指数である、S&P500に投資できることです。
S&P500指数は世界でもっとも注目されている指数になります。
ざっくり言えば米国株全体に投資していると言っていいでしょう。
全世界の株式の約60%は米国株で構成されています。
これまでの歴史を振り返っても、株式市場の上昇に寄与してきたのは間違いなく米国の資本力でしょう。
さらに、世界一の投資家ウォーレン・バフェットが最も推奨しているのが、S&P500指数に連動したインデックスファンドに投資することです。
③SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドも、上記で紹介したeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と同じようにS&P500指数に連動した投資信託です。
ただ、SBI・V・S&P500インデックス・ファンドはSBI証券でしか投資できない投資信託です。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と比べて各種手数料が安いという特徴があります。
私の新NISAのつみたて投資枠はSBI・V・S&P500インデックス・ファンドで積立しています。
以下の記事で、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とSBI・V・S&P500インデックス・ファンドを比べた内容を書いているので、ぜひチェックしてください。
新NISAを始める際の注意点
最後に新NISAを始める際の注意点を解説します。
さっそく結論ですが、新NISAを始める際の注意点は以下の3つです。
- 元本割れリスクがある
- 利益が出なければ意味がない
- 損益通算や繰越控除ができない
注意点①:元本割れリスクがある
新NISAはすばらしい制度であることは間違いありません。
しかし、あくまで投資による資産形成なので元本割れのリスクがあることは覚悟しておきましょう。
初めての方は少額から積立してことをおすすめします。
少額から積立することで、株価の変動に慣れていきます。
株価の変動に慣れてくれば、自分のリスク許容度にあった資金を投資していきましょう。
注意点②:利益がでなければ意味がない
新NISAの最大の特徴は、利益に税金(20.315%)がかからないことです。
つまり、利益が出ていなければまったく意味がありません。
そのため、新NISAでは利益を得る可能性ができるだけ高い投資商品で運用しましょう。
おすすめは上記で挙げた3つの投資信託です。
投資の鉄則は「長期・分散・積立」です。急いで利益を狙わないようにしましょう。
注意点③:損益通算や繰越控除ができない
従来の投資では損失が出た場合、利益と損失を相殺させる「損益通算」や損失を翌年以降に繰り越す「繰越控除」をすることができます。
「損益通算」や「繰越控除」を利用すれば、合計の税負担を軽減できますが、新NISAでは利用することができません。
結論、新NISAの最大のメリットを得るためには、損失をださないことです。
まとめ:SBI証券での新NISAの始め方
今回はSBI証券での新NISAの始め方を解説しました。
新NISAの始め方は以下の4ステップです。
- 必要書類を準備する
- 口座を開設する
- 投資する商品を選ぶ
- 購入手続き(積立設定)をする
おすすめの投資商品は次の3つです。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
初めて新NISAを利用する方には、不安や聞き慣れない単語があったかもしれませんが、この記事の流れに沿っていけば問題なく新NISAでつみたて投資を始めることができます。
最初は少額ではじめて、慣れてくれば自分のリスク許容度にあった範囲で運用していきましょう。
新NISA制度は、資産形成する人にとって絶対に利用するべき制度です。
これから新NISAを始める方は、ネット証券最大のSBI証券がおすすめです。
口座開設は無料で簡単にできるので、まだの方はぜひチェックしてみてください。