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インデックス投資とは?メリット・デメリットと代表的な指数を図解

shin@kabublog
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「市場平均を買うだけで本当に増えるの?」

――そんな疑問を持つ初心者の方へ。


この記事ではインデックス投資の仕組みを押さえつつ、代表的な3指数(S&P500・全世界株式〈MSCI ACWI〉・TOPIX)の特徴と実績を図解します。


❶ インデックス投資のしくみ ― 「市場平均を丸ごと買う」

インデックス(Index)=「株価指数」。

インデックス投資とは、指数に連動する投資信託やETFを買い、市場平均のリターンを狙う手法です。

  • 時価総額加重が一般的…時価総額が大きい企業ほど構成比率が大きくなる
  • リバランスはインデックス提供会社が自動で実施(個人は放置でOK)
  • 運用コスト(信託報酬)がアクティブファンドより低い

❷ 代表的な3つの指数と実績を比較

指数名対象市場銘柄数平均年リターン※主なETF / 投資信託
S&P500米国大型株約500社約10.0%(1928〜2025)VOO / eMAXIS Slim S&P500
MSCI ACWI全世界株式(先進+新興)約2,900社約8%(1990〜2024、28/37年プラス)VT / eMAXIS Slim 全世界株式
TOPIX日本株(東証プライム全体)約2,000社71%の年でプラス(2004〜2024)1306 / 1475 / eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)

※配当再投資・年率平均(誤差はデータ算出期間により異なります)

長期リターンと暴落時の回復例

  • リーマンショック(2008):S&P500は▲37%も、5年後(2013)にはコロナ前高値を更新
  • コロナショック(2020):S&P500は半年でV字回復し、翌年は+26.9%
  • 日本株の“失われた30年”:TOPIXは長期停滞も、2024年にバブル期高値を更新

❸ インデックス投資のメリット

  • 分散効果が圧倒的
    数百〜数千社に一括投資=個別企業リスクを最小化
  • コストが低い
    信託報酬0.05〜0.15%程度が主流
  • 再現性が高い
    長期データで約7〜10%の年平均を実現してきた(指数により差)
  • 初心者でもシンプル
    リバランスも指数提供会社が代行、ほったらかし投資が可能

❹ インデックス投資のデメリット

  • 市場平均以上は狙えない(高騰銘柄の集中投資に比べリターンは平凡)
  • バブル局面の影響を受けやすい(時価総額加重ゆえ高値の銘柄比率が膨らむ)
  • 為替リスク(海外指数の場合、円高局面でリターン目減り)

ワンポイント
“平均点で満足できる人”こそインデックス投資向き。
“自分で銘柄を選びたい”ならアクティブ投資や高配当戦略との組み合わせもアリ。


❺ 代表ETF/投資信託の選び方

最終的なリターンは「どの指数か」×「どのファンドか」×「運用コスト」で決まります。


同じ指数なら信託報酬の低いファンドが有利なので、ここは必ず比較しましょう。

  • 米国ETFなら…VOO(S&P500)信託報酬0.03%、VT(全世界)0.07%など
  • 国内投資信託なら…eMAXIS Slimシリーズは0.1%前後

まとめ:インデックス投資に共感したら“運用コスト”をチェック!

インデックス投資は「低コスト・広く分散・ほったらかし」が最大の魅力。


次の一歩は、同じ指数でも手数料の差で長期リターンが変わるという事実を知り、最安クラスのファンドを選ぶことです。

▶ Next Step

信託報酬の違いで数十万円の差が生まれる?

▶ インデックス投資の運用コスト徹底比較|0.05%と0.15%で20年後はいくら違う?【記事3へ】

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しん
しん
普通のサラリーマン投資家/2児の父親
普通のサラリーマン(息子2人)として2020年から株式投資と仮想通貨投資を開始。

2021年に米国株の個別投資、仮想通貨FXによって約200万円の損失。

現在、S&P500インデックス投資と高配当株投資、仮想通貨投資で約1000万円を運用中。

投資に関する情報を日々発信しています。
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