ステーブルコインとは?仕組み種類、購入方法を徹底解説!
上記の悩みが解決できる記事をわかりやすく書きました。
この記事で解説する『ステーブルコインの購入方法4ステップ』を読んでもらえれば、迷うことなく簡単にステーブルコインを買うことができます。
- ステーブルコインの種類
- ステーブルコインが購入できる国内取引所5選
- ステーブルコインの購入方法4STEP
ステーブルコインを初めて知る方でもわかるように、できるだけ難しい用語を使わずに解説します。
ステーブルコインとは?
ステーブルコインとは、国の信用に基づいて発行される米ドルなどの法定通貨と「1対1」の比率で交換できるように設計された仮想通貨の総称です。
つまり、原則「1ドル=1コイン」で交換できます。
そのため、米ドルに対して価値を固定しているといえます。
ステーブルコインの仕組み
それでは、どうやって「1ドル=1コイン」を可能にしているのでしょうか?
それは、ステーブルコインの発行元が「法定通貨を担保(コラテラル)として米ドルにペッグさせているから」です。
なぜ発行元はドルにペッグすることができるのでしょうか?
それはステーブルコインが絶対「1ドル=1コイン」で交換できるという信頼や裏付けがあるからです。
この信頼や確証を得るために「担保(コラテラル)」が必要になります。
ステーブルコインの発行元は、発行済みコインと同額の米ドルを手元に持っています。それを担保としてコインを発行しているんです。
つまり、「手元に本物の現金があるからいつでも米ドルと交換できる」その信頼と裏付けがあるためステーブルコインを安心して利用することができるということなんです。
なぜステーブルコインを購入する必要があるのか?
ところで、いつでも「1ドル=1コイン」で交換できる、つまり、ドルと同じ価値しかないなら、なぜユーザーはわざわざステーブルコインを購入するのでしょうか?
それは、すべての資産をドルや円で保有していると、維持コストや送金コストが大きくなってしまうからです。
例えば、ドルや円を銀行から送金する場合、銀行口座の開設やそれに伴う身分証明など、さまざまな承認を得る必要がありますよね。
このさまざまな手続きの複雑さから手数料(コスト)が高くなっています。
しかしだからといって、すべてビットコインやイーサリアムで保有しておくのは、変動幅が大きすぎて使い勝手が良いとは言えません。
そこで、その中間的な存在としてステーブルコインが注目されているのです。
ステーブルコインはドルや円と連動しているため、急激な下落などの心配はさほどありません。
さらに、ブロックチェーン技術を使っているので「速くて安い」送金が得意で、多額の資金を動かすにも都合が良いのです。
つまり、両者の「いいとこ取り」をしたコインということです。
ステーブルコインの種類
ステーブルコインは、その価値を担保する仕組みによって、主に次の3種類があります。
- 「法定通貨担保型」ステーブルコイン
- 「暗号資産担保型」ステーブルコイン
- 「無担保型」ステーブルコイン
理解するのが簡単なコインもあれば、なかなか理解するのが難しいものもあります。
今回はざっと種類と仕組みを説明しますので、どの種類のステーブルコインが自分とマッチしているか考えてみてください。
それでは順番に解説していきます。
①「法定通貨担保型」ステーブルコイン
「法定通貨担保型」ステーブルコインは、その名の通りドルや円などに担保されたコインです。
主な法定通貨担保型ステーブルコインは以下のとおりです。
- テザー(USDT)
- USDコイン(USDC)
- バイナンスUSD(BUSD)
時価総額ランキング10位内にランクインしているステーブルコインは、いずれも法定通貨担保型のステーブルコインになっています。
法定通貨担保型ステーブルコインは、発行元(Circle社やTether社)が担保として法定通貨を一定数、保有しています。
しかし、その担保がどれだけストックされているかは、発行元から明確に明かされていないケーズが多く、そうした透明な部分から安全性を疑問視する声もあります。
法定通貨担保型ステーブルコインのメリット・デメリットは以下のとおりです。
- メリット:発行母体が倒産しない限り安全、実績のある企業や団体が発行している。
- デメリット:無限に発行できない。発行され続けると担保が確保しづらくなるため、発行量が増えると担保を維持できなくなる。
法定通貨担保型ステーブルコインでは、コインと法定通貨の価値が1:1の割合となるようにペッグされていることが多いです。
②「暗号資産担保型」ステーブルコイン
「暗号資産担保型」ステーブルコインは、さまざまな仮想通貨が担保になっているコインです。
主な暗号資産担保型ステーブルコインは以下のとおりです。
- ダイ(DAI)
- sUSD(SUSD)
仮想通貨は法定通貨よりも値動きが激しいため、この種類のステーブルコインは担保の仮想通貨の価格が下落しても価値を保てるように「過剰担保」を導入していることが多いです。
例えば、仮想通貨担保型の代表格で、米ドルに連動しているステーブルコイン「ダイ(DAI)」は、分散型(非中央集権型)で発行主体が存在しません。
そのため、事前に設定されたルールに従って、だれでもダイを発行できる(借りられる)ようになっています。
しかし、発行の際は仮想通貨を担保として預け入れる必要があるように設定されているのです。
担保にできる仮想通貨はいくつかありますが、もしもイーサリアムを担保にするなら、担保比率は最低でも130%に設定されています。
つまり、100ドル分のダイを発行したければ、130ドル分のイーサリアムを用意しなければならないということですね。
ちなみに、ダイ(DAI)は担保されいる仮想通貨が下落して最低担保比率を下回ると、追加の担保の預け入れができます。もし、追加をしなかった場合は自動的に担保が没収されて強制清算されます。
暗号資産担保型ステーブルコインのメリット・デメリットは以下のとおりです。
- メリット:簡単にブロックチェーン上で発行できる。
- デメリット:担保が清算されるリスクがある。
暗号資産担保型ステーブルコインは、値動きの激しい仮想通貨を担保としながらも、二重三重の対策をうつことで価格を維持できるように設計されています。
③「無担保型」ステーブルコイン
「無担保型」ステーブルコインは、価値を担保する資産を用意することなく発行されるステーブルコインです。
主な無担保型ステーブルコインは以下のとおりです
- フラックス(FRAX)
- ニュートリノUSD(USDN)
- マジック・インターネット・マネー(MIM)
無担保型のステーブルコインの説明は複雑なので、さっと読みくらいで大丈夫です。
設定されたアルゴリズムが、市場の需給にあわせて自動的にコインの供給量がコントロールすることで、担保がなくても価格を安定させられるよう設計されています。
「Mint」&「Redeem」という機能でアービトラージして1ドルのバランスをとっています。
つまり、1:1の比率で米ドルに連動するステーブルコインであれば、1枚あたりの価格が1ドルを上回ると、供給量を自動的に増やして価格を下げてくれます。
一方で、1ドルを下回れば、バーン(焼却)などにより供給量を減らすことで、1ドルに戻そうとします。
無担保型ステーブルコインのメリット・デメリットは以下のとおりです。
- メリット:担保に縛られず発行できる。実質、無限に発行できる。
- デメリット:1ドルの価格を維持するのにマーケットやコミュニティの購買力に頼る必要がある。
この種類のステーブルコインは、担保があるコインと比べて価格のコントロールが難しいので、システムを維持できなくなったプロジェクトも多くあります。
2022年5月に「テラUSD(UST)」が米ドルとのペッグが外れてしまい大暴落が起こりました。
その時のチャートは以下のとおりです。
この時の大暴落の影響は凄まじく、莫大な時価総額が消し飛んだので、他の仮想通貨の値動きにも大きく打撃を与えました。
各種ステーブルコインの使い分けのポイント
ここまでステーブルコインの種類と仕組みを説明してきました。
ステーブルコインの説明は、情報量が多く、聞いたことがない用語もあるので、なかなかすぐに理解することは難しいと思います。
なので、とりあえず「自分はどの種類のステーブルコインを利用すれば良いのか」のポイントをお伝えします。
まず、安全性の順番は次のとおりです。
- 法定通貨担保型>暗号資産担保型>無担保型
ステーブルコインの使い分けポイントは以下のとおりです。
- 生活の中で使いたい人、すぐに現金化したい人:
- 「法定通貨担保型」で運用する
- DeFiでレバレッジをかけるためにドル借りたい人:
- 「暗号資産担保型」で運用する
- 高いリスクを取ってでも高い金利で運用した人:
- 「無担保型」で運用する
「無担保型」で運用する人はお金が0円になる可能性もあるので注意してくださいね。
ステーブルコインが購入できる国内取引所5選
次は、ステーブルコインが購入できる、主な国内仮想通貨取引所を紹介します。
主に次の5つの取引所です。
- コインチェック:ダイ(DAI)
- ビットバンク:ダイ(DAI)
- SBI VC トレード:ダイ(DAI)
- GMOコイン:ダイ(DAI)
- DMM Bitcoin:ジパングコイン(ZPG)
順番に紹介していきますね。
コインチェック:ダイ(DAI)
名称 | Coincheck(コインチェック) |
提供する取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) |
取り扱い通貨数 | 30通貨 |
取引手数料(ビットコインの場合) | 現物取引(販売所):無料、スプレッド有り(0.1~5.0) 現物取引(取引所):無料 |
日本円の入金手数料 | 銀行振込:振込手数料は自己負担 コンビニ入金:3万円未満は770円、3万円以上30万円以下は1,018円 クイック入金:3万円未満は770円、3万円以上50万円未満は1,018円、50万円以上は入金額×0.11%+495円 |
日本円の出金手数料 | 407円 |
仮想通貨の入金手数料 | 無料(ネットワーク手数料は自己負担) |
仮想通貨の出金手数料 | 通貨で異なる |
その他のサービス | Coincheckつみたて Coincheck IEO Coincheck NFT Coincheckでんき Coincheckガス Coincheckアンケート Coincheck貸暗号資産サービス ステーキングサービス OTC取引サービス |
公式サイト | Coincheck公式サイト |
- 国内最大級の仮想通貨取引所
- 初心者に使いやすいスマホアプリ
- 取引サービスも豊富
コインチェックは仮想通貨の取り扱い数が国内トップクラスです。
ビットコイン以外のマイナーな通貨に積極的に投資したい人にもおすすめできます。
さらに、スマホアプリの使いやすさは国内トップレベルの評判です。
取引画面や購入画面も見やすく、操作するのも簡単です。
取り扱っている仮想通貨は30種類で、ステーブルコインはダイ(DAI)を扱っています。
ビットバンク:ダイ(DAI)
名称 | bitbank(ビットバンク) |
取り扱い通貨数 | 38通貨(BTC、XRP、ETH、MATIC、DOT、DOGE、LTC、BCC、MONA、XLM、QTUM、BAT、OMG、XYM、LINK、MKR、BOBA、ENJ、ASTR、ADA、AVAX、AXS、FLR、SAND、GALA、CHZ、APE、OAS、MANA、GRT、RNDR、BNB、DAI、OP、ARB、KLAY、IMX、MASK) |
最低取引数量(BTC) | 販売所:0.00000001BTC 取引所:0.0001BTC |
取引手数料(販売所) | 無料(一部銘柄を除く) |
取引手数料(取引所) | メイカー:-0.02% テイカー:0.12% (一部銘柄を除く) |
送金手数料 | 0.0006BTC |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 3万円未満:550円 3万円以上:770円 |
公式サイト | bitbank(ビットバンク)公式サイト |
- 世界トップレベルの取引量(安定した高い流動性)
- 強固なセキュリティ
- チャートが見やすい
ビットバンクは仮想通貨取引量が国内No.1の取引所です。
仮想通貨投資で最も心配されるセキュリティの面においても、過去に1度もハッキング等の流出がありません。
2018年に「ICORating」取引所セキュリティレポートで国内第1位の評価を受けており、安心安全で信頼性も高い取引所となっています。
スマホアプリも使いやすく、チャートも見やすいため初心者の方でも簡単に取引することができます
取り扱っている仮想通貨は38種類で、ステーブルコインはダイ(DAI)を扱っています。
SBI VC トレード:ダイ(DAI)
名称 | SBI VC トレード |
取り扱い通貨数 | 20通貨(BTC、ETH、XRP、LTC、BCH、DOT、LINK、ADA、DOGE、XLM、XTZ、SOL、AVAX、MATIC、FLR、OAS、XDC、SHIB、DAI、ATOM) |
最低取引数量(BTC) | 現物取引(販売所):0.0001BTC 現物取引(取引所):0.000001BTC レバレッジ取引:0.001BTC |
取引手数料(販売所) | 無料(スプレッドあり) |
取引手数料(取引所) | Maker -0.01%、Taker 0.05% |
取引手数料(レバレッジ取引) | 無料(スプレッドあり) |
送金手数料 | 無料 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
公式サイト | SBI VCトレード公式サイト |
- SBIグループの仮想通貨取引所
- 各種手数料は無料
- 取引ツールが豊富で、初心者から上級者まで使いやすい
SBI VCトレードは、ネット証券大手のSBI証券を擁するSBIホールディングス傘下の仮想通貨取引所です。
銀行を運営している会社なので最高水準のセキュリティで安心して取引が可能です。
さらに、低コストで現物取引(取引所)を利用することができ、通常の取引以外のサービスや取引ツールも充実した、利便性の高い仮想通貨取引所です。
取り扱っている仮想通貨は20種類で、ステーブルコインはダイ(DAI)を扱っています。
GMOコイン:ダイ(DAI)
名称 | GMOコイン |
提供する取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所)、レバレッジ取引 |
取り扱い通貨数 | 26通貨 |
取引手数料(ビットコインの場合) | 現物取引(販売所):無料(スプレッドあり) Maker:-0.01% Taker:0.01%(~8/3までのキャンペーン) |
日本円の入金手数料 | 無料 |
日本円の出金手数料 | 金額に応じて無料または400円 |
仮想通貨の入金手数料 | 無料 |
その他のサービス | つみたて暗号資産 貸暗号資産 ステーキング IEO API |
公式サイト | GMOコイン公式サイト |
- 各種手数料が無料
- 暗号資産取引所ランキング総合No.1
- アプリが使いやすい
GMOコインは様々な事業を展開する大手IT企業のGMOインターネットグループ(東証プライム上場)が運営している信頼性の高い仮想通貨取引所です。
同じグループ会社のGMOクリック証券で培われたノウハウがGMOコインにも活かされているため、セキュリティ性能に優れ、取引ツールの利便性も高いです。
FXなどの事業も展開しているのでFXのようにレバレッジ取引にも対応しています。
さらに取引・出入金・送金手数料無料と、無料のサービスも多いため初心者でも気軽に利用できる仮想通貨取引所でもあります。
初心者向けと中上級者向けで使い分けができるスマホアプリのレパートリーも便利です。
取り扱っている仮想通貨は26種類で、ステーブルコインはダイ(DAI)を扱っています。
DMM Bitcoin:ジパングコイン(ZPG)
名称 | DMM Bitcoin |
取り扱い通貨数 | 38通貨(BTC、ETH、XRP、LTC、BCH、NIDT、ADA、ALGO、APE、ATOM、AVAX、AXS、BAT、CHZ、DOGE、DOT、ENJ、ETC、FCR、FLR、HBAR、IOST、LINK、MATIC、MKR、MONA、OAS、OMG、QTUM、SAND、SHIB、SOL、TRX、XEM、XLM、XTZ、XYM、ZPG) |
最低取引数量(BTC) | 現物取引(販売所):0.0001BTC 現物取引(BitMatch注文):0.01BTC レバレッジ取引(販売所):0.01BTC レバレッジ取引(BitMatch注文):0.1BTC |
取引手数料(販売所) | 無料(スプレッドあり) レバレッジ取引:無料(スプレッドあり) |
取引手数料(BitMatch注文) | 0.001BTCあたり31円 レバレッジ取引(BitMatch注文):0.01BTCあたり32円 |
送金手数料 | 無料 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
公式サイト | DMM Bitcoin公式サイト |
- 様々な手数料が無料
- レバレッジ取引の取り扱い銘柄が国内最多
- オリジナルの注文方法「BitMatch注文」で、取引コストを抑えられる
DMM Bitcoinは、国内最多となる34種類の仮想通貨でレバレッジ取引をすることができる仮想通貨取引所です。
レバレッジ取引に力を入れている取引所で、最大2倍のレバレッジ取引が可能になっています。
販売所と比べて取引コストが抑えられる取引所のサービスはありませんが、販売所と取引所のハイブリッドとも言える国内唯一の注文機能「BitMatch注文」があります。
これを有効活用できれば、DMM Bitcoinでも取引コストを抑えることが十分に可能です。
さらに、出金手数料や取引手数料も無料になっているため、取引回数が増えたり、頻繁に現金の出し入れをしたりといった場面でも負担が少なくてすみます。
サポートも充実し、365日対応だけでなく電話やLINEでの問い合わせにも対応しているので、スマートフォンからでも気軽にサポートサービスの利用が可能です。
レバレッジ取引やサポートの手厚い仮想通貨取引所を探している方におすすめです。
取り扱っている仮想通貨は38種類で、ステーブルコインはジパングコイン(ZPG)扱っています。
ステーブルコインの購入方法4STEP
ここからはステーブルコインの購入方法を解説していきます。
今回は、国内最大級の仮想通貨取引所コインチェックを例に解説します。
購入方法は以下の4STEPです。
- コインチェックで口座を開設する
- 口座に入金する
- ダイ(DAI)の値動きを確認する
- 数量などを決めて購入する
順番に解説していきます。
STEP①:コインチェックで口座を開設する
ステーブルコインを購入するには仮想通貨取引所の口座を開設する必要があります。
まずは、コインチェックで口座を開設しましょう。
仮想通貨取引所は国内外にたくさんありますが、初心者にとくにおすすめなのがコインチェックです。
各種手数料を無料で抑えながら、仮想通貨を購入できるコインチェックの口座を開設しておきましょう。
- 画像がシンプルで初心者の方でも使いやすい
- 取り扱っている通貨数が国内最大級
- スマホのアプリで簡単に管理できる
他の取引所と比べて使いやすいので、仮想通貨デビューにおすすめの取引所です。
10分ほどであっさり無料で口座開設できるので、すぐにやっておきましょう。
審査には1週間以上かかる可能性があるので、早めに口座開設しておくことをおすすめします。
コインチェックの口座開設方法は下記の記事でわかりやすく、実際の画像を使って説明しています。
STEP②:口座に入金する
口座開設が完了すれば購入資金として日本円を入金しましょう!
まずは、コインチェック公式サイトにログインします。
ログインできたら「日本円の入金」をクリックします。
コインチェックの入金方法は次の3つから選択できます。
- 銀行振込
- コンビニ入金
- クイック入金
銀行振込は、GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行の2つからの選択になります。
今回は、1番手数料が安い銀行振込を選択します。
記載されている口座番号に入金したい金額を振込みましょう。
初めての方は500円〜10,000円くらい入金すればいいかと思います。
コインチェック口座への入金方法から通貨購入方法までの手順は下記事で解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
STEP③:ダイ(DAI)の値動きを確認する
開設した口座に資金を入金すれば、いつでも取引を始めることができます。
でも焦ってすぐに買ってはいけませんよ。
仮想通貨は他の金融商品と同様、価格の変動によって損失のリスクが生じる可能性があります。
そのため、まずは値動きやトレンドをしっかりとチェックして、取引に入るタイミングを見極めることが大切です。
慌てず買うタイミングを考えましょう。
コインチェックの取引ツールなら、PC版とスマホアプリ版のいずれも豊富な描画ツールやテクニカル分析指標がそろっているので、値動きを細かく分析することができます。
STEP④:数量などを決めて購入する
値動きを確認して取引のチャンスを見極めたら、実際にダイ(DAI)を購入してみましょう。
コインチェック公式サイトのトップベージにアクセスします。
- 銘柄:ダイ(DAI)を選択
- レート:買い板を見ながら適正レートを入力(※うち間違えないように、買い板の価格をクリック)
- 注文量:入金額を超えない範囲で、概算の日本円を見ながら調節します
- 概算:注文量に応じた概算の日本円が表示されます。(※最終的にここに記載されいる金額が購入されます)
- 注文:「注文する」をクリックし、取引成立したら購入完了です
以上の手順でダイ(DAI)の購入が完了できました。
お疲れ様でした!
ステーブルコインの将来性
次は、ステーブルコインの将来性に関する重要なポイントを3つ紹介します。
以下の3つです。
- 決済手段として普及するか
- マルチチェーンへの対応が進められている
- 規制が強化される中で停滞や衰退する可能性
①決済手段として普及するか
ステーブルコインは価格変動が低く、価格が安定しやすい特徴を持った仮想通貨です。
さらに、仮想通貨の特性上、低コストでスピーディな送金が可能です。
とくに、日常生活における決済手段として普及が期待されています。
一方で、無担保型ステーブルコインは上記で解説した「テラUSD(UST)」の大暴落によって信頼性が疑問視されています。
そのため、ステーブルコインが普及するとすれば法定通貨担保型が中心になると考えられます。
しかし、ステーブルコイン全体に対する規制強化の動きがあるので、普及が期待できるとすれば、法規制(整備)の後になるかもしれません。
②マルチチェーンへの対応が進められている
これまでの仮想通貨やブロックチェーンは、各ブロックチェーンごとで独立していたため、互換性がないものが多くありました。
しかし、近年では相互性を実現しようとする動きが活発になってきてます。
ステーブルコインでも相互性の実現しようとする動きが活発になってきています。
例えば、法定通貨担保型ステーブルコインの「USDコイン(USDC)」では、2022年9月に発行元のCircle社から、現状の基盤であるイーサリアムチェーンだけでなく、他に5つのブロックチェーンでも利用できるプロダクトが計画が発表されました。
マルチチェーンへの対応で利便性が向上すれば、ステーブルコインの需要もさらに増えていくことが考えられます。
③規制が強化される中で停滞や衰退する可能性
上記で、普及が期待される可能性がありながらも「テラUSD(UST)」の大暴落などによって世界中でステーブルコインに対する規制強化の波があることを説明しました。
ステーブルコインの実用化には期待していますが、実用化のためには先に法整備が必須でしょう。
つまり、今後は各国当局の監視も強化されるとすれば、新規上場などの停滞も考えられます。
さらに、規制強化や法整備の結果によっては、市場から撤退する可能性もあります。
そうなれば、停滞にとどまらず、衰退する恐れもあります。
こういった要因から、数多く存在するステーブルコインの中でも、システムが傍若なものや環境変化に順応できないもの、需要を獲得できていないものは、自然と淘汰されていくでしょう。
ステーブルコインのよくある質問
- ステーブルコインの時価総額ランキングを教えてください
-
CoinGeckoによると、ステーブルコインの時価総額ランキングは上位5位は、「テザー(USDT)」「USDコイン(USDC)」「ダイ(DAI)」「First Digital USD(FDUSD)」「Ethena USDe(USDE)」となっています。
CoinGeckoによると、ステーブルコインの種類は155通貨もあります。
- ステーブルコインと仮想通貨の違いは何ですか?
-
ステーブルコインも仮想通貨の種類の1つです。
ただし、ステーブルコインは法定通貨やコモディティ(商品)などの価格と連動するように設計されている仮想通貨です。
そのため、ステーブルコインはビットコインや他の仮想通貨と比べて、価格変動が低く、安定した値動きなる特徴があります。
- ステーブルコインは何ためにあるのですか?
-
仮想通貨は投機的な側面が強く、価格変動が激しいため、決済手段として使いにくい問題がありました。
この問題点を解決するために法定通貨や仮想通貨などを担保にすることで価格変動を安定させたのがステーブルコインです。
ステーブルコインの購入方法のまとめ
今回の記事では、ステーブルコインの特徴、種類やその仕組みと実際の購入方法を解説しました。
- ステーブルコインの特徴・仕組み・種類
- ステーブルコインが購入できる国内取引所
- ステーブルコインの購入方法の4STEP
- ステーブルコインの将来性
これからステーブルコインを購入しようと思っている人は、国内最大級の仮想通貨取引所のコインチェックがおすすめです。
コインチェックなら500円という少額からステーブルコインのダイ(DAI)を購入することができます。
さらにコインチェックは、ステーブルコイン時価総額2位の「USDコイン(USDC)」を発行する米Circle社と提携しているので、USDコインの上場が期待されています。
ぜひチェックしてみてください!