仮想通貨
PR

【初心者向け】EVM互換性とは?|特徴とメリットをわかりやすく解説

shin@kabublog
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは、しんです。

本記事では、EVM互換性について解説します。

本記事で解説すること
  1. EVM互換性とは?
  2. EVM互換性のメリット

結論から言うと、EVM互換性とは、EVM(Ethereum Virtual Machine)のことで、イーサリアムでコントラクトコードを実行するために開発された仮想マシーンのことです。

うーん、意味がよくわかないなあ…。

これだけで理解するのは難しいと思うので、噛み砕いてわかりやすく解説します。

①EVM互換性とは?

EVMとは、イーサリアム上でスマートコントラクトなどのコードを実行するために開発された仮想マシンのことです。「Solidity」などのプログラミング言語で記述されたコードが実行されます。

ざっくり簡単に言うと、「EVMとはイーサリアムにあるプログラムを動かしているプログラムのこと」です。

「EVM互換性がある」とは、EVMとの互換性(相互のやり取りができること)を持つことで、イーサリアム上のアプリやライブラリ(コンピューターが活用できるファイルの集まり)を利用することができ、プロジェクトの拡大や連携に役立てることができる、ということです。

例を挙げると、BSCはEVM互換性があるので、イーサリアムのEVMで稼働していたUniswapのコントラクトコードのライブラリや開発ツールを利用することができます。

1からBSCにDeFiプロトコルを構築するのはとても大変ですが、他のライブラリを活用して開発することができれば、スケールできるスピードや負担を軽減することができます。これは開発側のアドバンテージになります。

ユーザ側にはEVM互換性のあるブロックチェーンに、イーサリアムのERC-20トークンをストレスなく保有することができます。

ガス代の高騰していたイーサリアムでの利用を避けて、他のブロックチェーンを利用してDeFiを利用したユーザにもシームレスな体験を提供できます。

これらがユーザ側にとってEVM互換性があることが好まれた点になります。

②EVM互換性のメリット

EVM互換性のメリットは以下の2つです。

EVM互換性のメリット
  • イーサリアムの開発ツールやライブラリが利用できる
  • UXの維持

つまり、開発も移植も楽でユーザも移行しやすいとうことです。

BSCが人気になったのもこのEVM互換性があったからだとも言えます。

もちろん素晴らしいプロジェクトなのですが、イーサリアムを主戦場にしていたユーザを一気に飲み込んでしまったのは事実でしょう。

以下はEVM互換性のあるブロックチェーンです。

EVM互換性のあるブロックチェーン
  • Binance Smart Chain(BSC):EVM
  • Polygon(MATIC):EVM
  • Avalanche(AVAX):EVM
  • FANTOM(FTM):EVM
  • Houbi ECO Chain(HECO):EVM
  • Tomochain(TOMO):EVM
  • Harmony(ONE):EVM

EVM互換性のまとめ

今回の記事では、EVM互換性について解説しました。

今回の記事の内容
  1. EVM互換性とは?
  2. EVM互換性のメリット

「EVM互換性がある」という意味は以下の通りです。

「EVM互換性がある」の意味とは、

EVMとの互換性(相互のやり取りができること)を持つことで、イーサリアム上のアプリやライブラリ(コンピューターが活用できるファイルの集まり)を利用することができ、プロジェクトの拡大や連携に役立てることができる、ということ。

EVM互換性のメリットは以下の2点です。

EVM互換性のメリット

  • イーサリアムの開発ツールやライブラリが利用できる
  • UXの維持

現在、さまざまなDEX(Decentralized Exchange:分散型取引所)などが、マルチチェーンで運用されるようになっています。

DEXの多くは機能を拡充していますが、そのほとんどはイーサリアムで実装されたアプリケーションの機能を移植しています。レンディング機能やAMM機能、ステーキング機能はまさにそうです。

ただ、ブロックチェーンがたくさんある現在の状況では、開発スピードに軍配が上がりEVM互換性を前提としたプロジェクトが多くなっています。

そのため、イーサリアムの性能や差別化という意味では、独自の進化を遂げるブロックチェーンが今後出てきても不思議ではありません。

なので、今後もイーサリアムの技術開発の動向と他のブロックチェーンの動向をチェックしていくことは必須になります。

今回の記事は内容は以上になります。少し専門的な話になりましたが、「なんとなく理解できれば良いかな」ぐらいのスタンスで大丈夫です。

この記事が参考になれば幸いです。それでは失礼します。

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUT ME
しん
しん
兼業投資家/簿記2級
公務員投資家として2020年から株式投資を開始。

2021年に米国株の個別投資、仮想通貨FXによって約200万円の損失。

現在、S&P500インデックス投資と高配当株投資、仮想通貨投資で約900万円を運用中。

投資に関する情報を日々発信しています。
記事URLをコピーしました