新NISAってなに?
株式投資
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【初心者向け】投資の基本をわかりやすく解説

shin@kabublog
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「投資って難しそう」「失敗したら怖い」という不安を感じている方は多いのでないでしょうか。

このページでは、投資をまったく知らない方に向けて、「投資とは何か」から「失敗しないコツ」まで、わかりやすく解説します。

そもそも投資ってなに?

投資とは、将来お金が増えることを期待して、今のお金を使うことです。

簡単に説明すると、Aさんが1株100円の株を10株(1,000円分)買い、その会社が成長して1年後に株価が150円になった場合、10株で1,500円となり500円の利益になります。

投資のメリットとデメリット

投資にはよい面だけでなく注意すべき点もあります。

  • メリット
    • お金が増える可能性がある
    • 銀行預金より高い利回りが期待できる
    • 長期的に資産を育てられる
  • デメリット
    • 元本割れのリスクがある
    • 価格の変動に不安を感じることがある
    • 投資対象に応じて手数料や税金がかかる

リスクとリターンを理解しよう

投資には「リターン(利益)」と「リスク(値動きのブレ)」が伴います。

大きなリターンを目指すほど値動きの幅(リスク)が大きくなり、リスクを小さくするとリターンも小さくなります。

ここでいうリスクは「危険」というより「ブレ幅」のことです。

どれくらい損したり得したりする可能性があるのかを理解しておきましょう。

分散投資ってなに?

1つの商品だけにお金を集中して投資すると大きく値下がりしたときの損失が大きくなります。

複数の商品や地域、購入タイミングに分けて投資することで値動きのブレを抑えるのが「分散投資」です。

例えば、

  • 株式だけでなく債券や投資信託を組み合わせる
  • 日本だけでなく海外資産も保有する
  • 毎月同じ金額を積立てる(ドルコスト平均法)

などが分散投資の手法です。

投資はいくらからできるの?

「投資は何十万円も必要」と思われがちですが、現在は少額から始められます。

  • つみたて投資:ネット証券やアプリでは月100円から始められる商品もあります。
  • ロボアドバイザー:1回1,000円程度から自動運用を体験できます。
  • ポイント投資:楽天ポイントやdポイントなどを投資に充てるサービスもあり、現金を出さずに投資感覚をつかめます。

まずは少額で試し、値動きに慣れることが大切です。

初心者におすすめの制度:NISAとiDeCo

新NISA(ニーサ)

NISAは少額投資の非課税制度で、2024年から制度が大きく変わりました。

従来はつみたてNISAの非課税期間が20年、一般NISAが5年でしたが、2024年からの新NISAでは非課税保有期間が無期限になりました。

さらに、従来の「つみたてNISA」はつみたて投資枠に、一般NISAは成長投資枠として整理され、併用ができます。

主なポイントは次のとおりです。

  • 年間投資枠の拡大:つみたて投資枠は年間120万円、成長投資枠は年間240万円。両方を併用すると年間360万円まで投資できます。
  • 生涯の非課税保有限度額:生涯で非課税保有できる総額が1,800万円に拡大し、そのうち成長投資枠は1,200万円が上限。
  • 売却枠の再利用:保有中の商品を売却すると、翌年以降その取得金額分の非課税枠が復活し再度利用できます。

NISA口座は日本に住む18歳以上なら誰でも開設でき、1人1口座のみです。

選べる商品は主に株式・ETFや投資信託などで、長期・積立・分散に向いた商品が中心です。

iDeCo(イデコ)

iDeCoは老後資金をつくるための個人型確定拠出年金制度です。

掛金は全額所得控除となり、運用益も非課税、受け取り時も退職所得控除などが使えるため税制優遇が大きいのが特徴です。

原則60歳まで引き出せないため「長期運用が前提」の制度ですが、その分老後資金づくりに効果的です。

2024年12月から制度が改正され、公務員やDB(確定給付企業年金)のある会社員の掛金上限が月額1万2,000円から2万円に引き上げられました。

また、iDeCoの掛金と企業年金の掛金の合計額は月5万5,000円までに統一され、合計額がこの枠を超えることはできません。

これまで会社員・公務員がiDeCoに加入するには勤務先から「事業主証明書」を受け取る必要がありました。

しかし、2024年12月からは個人口座から掛金を拠出する場合は勤め先への申請が不要になりました。

2025年以降はさらに制度が拡充する予定で、掛金上限が大幅に増えるほか、加入可能年齢が65歳未満から70歳未満まで引き上げられる見通しです。

例えば会社員で企業年金がない人は、掛金上限が月2万3,000円から約3倍の6万2,000円に増える案が検討されています。

長く積み立てるほど税制メリットが得られるため、早く始めるほど有利です。

投資で失敗しないためのコツ

これから投資を始める人がなるべく失敗しないために、ちょっとしたコツみたいなものを紹介します。

  • 少額から始める:最初は月数千円〜数万円程度の余裕資金で試し、慣れてきたら増やす。
  • 一気に大金を入れない:大きく儲けようとすると心理的なプレッシャーが強くなりがち。積立型などでコツコツ増やす。
  • リスクを取りすぎない:自分の年齢や収支に合った商品を選び、不明な商品には手を出さない。
  • 分散投資を徹底する:商品や地域、投資タイミングを分ける。
  • 短期の値動きに一喜一憂しない:長期目線で運用し、SNSやニュースに振り回されないようにする。
  • 制度の特徴を理解する:NISAやiDeCoなどの制度はメリット・デメリットが異なります。非課税枠や引き出し制限を確認して活用しましょう。

まとめ:小さな一歩が将来を変える

投資は特別なお金持ちだけが行うものではありません。

会社員や主婦(主夫)、学生でも、月100円からでもスタートできます。

2024年からは新NISAが始まり、年間の非課税枠が拡大し、非課税期間は無期限になりました。

iDeCoも2024年末から掛金上限や加入条件が緩和され、2025年にはさらに拡充が予定されています。

まずは少額で投資に触れ、「投資とはこういうものか」を体験してみましょう。

この小さな一歩が、将来の生活を豊かにする資産形成につながります。

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しん
しん
普通のサラリーマン投資家/2児の父親
普通のサラリーマン(息子2人)として2020年から株式投資と仮想通貨投資を開始。

2021年に米国株の個別投資、仮想通貨FXによって約200万円の損失。

現在、S&P500インデックス投資と高配当株投資、仮想通貨投資で約1000万円を運用中。

投資に関する情報を日々発信しています。
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