【初心者〜中級者向け】仮想通貨の稼ぎ方を徹底解説!
こんにちは、しんです。
本記事では、仮想通貨の稼ぎ方を10つの手法で紹介しています。この中から自分に合った手法を選ぶことがおすすめです。
仮想通貨投資はリスクの高い投資手法になります。ここで紹介する10選も、どれも株式投資と比べリスクが高い投資になります。しかし、仮想通貨は少額で大きなリターンを得る可能性があります。
仮想通貨に興味のある方はこの記事で紹介する方法で、自分に合いそうだなと感じるものを少額からでも実践していくことがおすすめです。
自分に合いそうだなと思う方法を選んでください!
結論、仮想通貨で稼ぐ方法は以下の10個です。
- 大型通貨を買って値上がりをずっと待つ(ガチホ)
- 大型銘柄を買って値上がったら売って、値下がったら買う
- スキャルピング
- 裁定取引(アービトラージ)
- アルトコイントレード
- イールドファーミング(DeFi)
- 現物と先物の鞘取り
- IEO(Initial Exchange Offering)
- レンディング
- botトレード
順番に解説していきます!興味のあるところから読んでも大丈夫です!
①大型通貨を買って値上がりをずっと待つ(ガチホ)
時価総額上位の銘柄を購入して、後は購入したことすら忘れて気絶しておく方法です。多少の値下がりで手放したりはせずに、長期保有を前提とした投資になります。いわゆるガチホです。
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
数年〜数十年レベルの持ちを想定している方が多いので長期投資と呼べなくもないですが、これだけで利回り(インカムゲイン)があるわけではありません。あくまで売却益(キャピタルゲイン)狙いとなります。
大型通貨といっても1年間での価格の上下は大きいです。でも、これはあくまで長い投資プランの中での1年間の値動きに過ぎません。投資スタンスが長期的なものであれば、その中の1年間を切り取って一喜一憂しても仕方ありません。
この手法のメリットはとにかく楽なことです。余裕資金でやる分には仮想通貨を買っている事実を忘れることができますし、チャートを見る必要もありません。後述するトレードにのめり込むと頭がそれいっぱいになってしまいます。この方法なら人間らしい生活が送ることができます。
ここ数年、BTCやETHのリターンはとんでもなく高かったですよね。伝統的な米株インデックス投資では年間5%ほどで複利運用すれば優等生です。これが仮想通貨の魅力の一つであることは間違いないと思います。
この投資法を始めるのとても簡単です。国内の取引所に口座開設して日本円を入金するだけです。
ただ注意点が1点あります。それは、板取引がある取引所で登録することです。
ほとんどのケースで板取引の方が安く購入・高く売却できるので、比較する必要すらもありません。
おすすめの取引所は下記の記事で解説しています。
全くの投資初心者の方は「板取引とは?」と当然の疑問が出てくると思いますが、今回は説明は省略させてもらいますので、是非ググってください。簡単にわかります。
仮想通貨投資の基本は「ググって解決すること」です。この最初の一歩でググる習慣をつけることはとても大事になります。
次に、「そうはいってもいつ買ったらいいかわからない」「買った瞬間に暴落するのが怖い」と考える方も多いと思います。それは正常な気持ちです。
そんな方におすすめが「積立」です。
給料など毎月決まった収入のある方は一定金額を毎月入金して、その全額を使って購入する。これだけです。
いわゆる「ドルコスト平均法」と言われるやつですね。
このシステムを取引所が自動積立機能として用意してくれている場合もあります。しかし、利便性と引き換えに手数料が多く取られる可能性があるという由々しき問題があります。
結局は自分が手間賃として手数料を払える気持ちがあるかどうかだと思います。
②大型銘柄を買って値上がったら売って、値下がったら買う
要するに相場を見ながら売買することです。
単純にホールドしているだけでは下落局面に対処できません。つまり下がりそうな場面では適切な価格で手放し、価格が上がりそうな場面で買う。いわゆる「トレード」といったと時に多くの人がイメージするのがこれだと思います。
もちろん言うは易し行うは難しです。個人差はありますが、いわゆるチャート分析やニュースを追いかけるといった行動を通じてアクティブに相場に参加するイメージです。
相場好きの人には向いています。
デメリットですが当然時間が取られます。
一方で、相場を細かく見ることで急変事態に対処することができます。ということはレバレッジポジションを組む選択肢が出てきます。
現物投資に縛られる必要がなくなるので、値上がり局面でも値下がり局面でも利益を得るチャンスができます。また現物よりも資金効率が上がるので、同じ投資資金でさらに大きなリターンを得られる可能があります。
繰り返しますが、相場が好きな人向けの手法です。
あるいは中長期と言わずにとにかく短い期間で結果を出したい人や、専業トレーダーに転身したい人もこのようなスタイルを好むはずです。
しかし相場をうまく乗りこなすにはそれなりのリテラシー・情報収集能力が必要になります。
さらに、このようなトレードスタイルではもはやデリバティブ取引は必須で、避けて通ることはできません。しかし2022年現在の状況では残念ながら国内業者で有用なデリバティブ商品を提供できている業者は存在しません。(※個人的な意見です)
ということでトレーダーが現状を冷静に見るのであれば、まともな利益を追いかけようとする限りは必ずグローバル取引所にアクセスすることになります。なぜなら、
日本の取引所でBTC等の現物を買った後、グローバル取引所に送金してレバレッジ取引をした方が圧倒的に資金効率がいいからです。
つまり、自分の行いに自ら責任を取れる人向けというのが原則です。何度も言いますが、これがとても大事な点になります。
リスクと手間を考えて私は海外取引所は使っていません。
グローバル取引所の使い方はざっと以下の手順です。
- 国内取引所とグローバル取引所に口座開設をする
- 開設した国内取引所の口座に日本円を入金する
- 入金した日本円でBTCやETHの仮想通貨の現物を買う
- 買った仮想通貨をグローバル取引所に送金する
- グローバル取引所のレバレッジ取引等で資産(仮想通貨)を増やす
- 満足するまで増やせたら日本の取引所に仮想通貨を送金する
- 国内取引所の口座に仮想通貨が着金したら板取引で売却する
- 売却できたら日本円を銀行口座に送金する
人によっては売却せずにそのままBTCを増やし続け、将来BTC価格がもっと上がるのを待つというホールド戦略を組み合わせる場合もあります。
始めたばっかりの初心者の方の情報収集は「CoinPost」がわかりやすくおすすめです。
もっと深く仮想通貨の内容を知りたい方は「Hash Hub Research」を読んでみてください。無料で読める範囲だけでもかなり有益な情報がてんこ盛りです。
先んじて色々紹介しましたが、当然雰囲気で売買して儲けている人もたくさんいます。難しく考えずにまず始めてみてもいいかなと思います。大金を賭けるのでなければ、まずは習うより慣れろくらいの精神がいいのかもしれません。
③スキャルピング
スキャルピングとは、
数秒〜数分単位でポジションを建てたり閉じたりして1回の取引で数百円〜数千円幅の細かい利益を積み上げていくトレードスタイルです。
昔からやっている人は多かったものの、2018年の後半あたりから2019年にかけて爆発的に流行したイメージです。
スキャルピングでは例えば、
- 現在値付近に厚い売り板があれば極短期的に下がり
- 厚い買い板があれば極短期的に上昇すると見込んで一瞬でポジションを建て直ぐに手仕舞いする
などの一定のルールを設けて淡々と売買を繰り返します。
スキャルピングで10億まで稼いだ「テスタさん」とかが有名ですね。
スキャルピングは時間軸が極端に短いことで相場全体の方向性に左右されずらい特徴がります。長期の相場見通しをたてることができなくてもある程度なんとかなってしまうところが魅力かもしれません。手法の汎用性が極端に高いことを含めて、トレードの中でも異色の存在と言えます。
とにかくやることが明確で実践的であるため試行錯誤がしやすいのもメリットだと思います。また一応板読みには常にある程度の価格変動説明力はあって、戦略次第でエッジが残されています。スキャルピング一本で生計をたてるような人が実際に存在しているのも、つまりはそういうことなんだと思います。
④裁定取引(アービトラージ)
裁定取引(アービトラージ)とは、
同一のコインが複数の取引所に上場しているとき、その価格差を利用して利益を上げる手法です。
仮想通貨の世界はほとんど一物一価になってなくて、各取引所ごとに微妙に価格が違っています。
こうした価格の違いを一般的に鞘(サヤ)と呼びます。鞘があるところに裁定取引あります。
例えば取引所Aの売り板が取引所Bの買い板より安いことなんて日常茶飯事です。
こういった状況で取引所Aの売り板から現物を購入して、取引所Bの買い板で売却することで鞘の分だけ利益を得ることができます。
実際にはAからBへの送金には時間がかかりますし、価格も常に変動しているのでこのような単純な手法が通用するのはよほど鞘が大きいときだけです。しかしこの原理を利用する収益機会は常に存在します。ただ、もちろんデメリットも存在します。
- 利ざやが薄いためある程度の原資を必要とすること
- 時にカウンターパーティリスク(取引所にお金を預けるリスク)を取らなければならないこと
一方で構造上この価格差をゼロにすることは不可能であり、それゆえに利益の源泉が完全になくなることはありません。
繰り返しになりますがこの手法は多くの原資(大金)必要なので、仮想通貨を始めたばかりの方にはお金と心のハードルが高いかもしれません。
⑤アルトコイントレード
ハイリターンなイメージが強烈に脳裏に焼き付いている方も多いかもしれません。
2020年夏にはDeFiバブル(後述)が発生して、DeFi銘柄と呼ばれる類のアルトコインは強烈な価格上昇見せました。大きくレバレッジをかけて相場に臨んだ人はかなり投資資金を増やすことができたと思います。
しかし年に何回かのペースでこのような相場環境になることがあります。
数年前まではアルトコインとはBTCを使って買うもの、つまりアルトコイン/BTCのペアをトレードするのが常識でした。しかし現在はアルトコイン/USDのペアが多く、法定通貨(ステーブルコイン)建てで買うことができるようになっています。これは大きな変化です。
また、最近ではアルトコインでもデリバティブ取引の環境が非常に充実しています。
このため、例えばBTC以外にもDOGE(ドージコイン)など「なんでもかんでも上がる」相場の時に「BTCをロングしてDOGEをショートする」などポジションを組み合わせることで、仮想通貨全体へのエクスポージャーを落とせます。そしてバブルが収束して「DOGEがBTCに対して弱含むめば利益が出るポジションを組む」などの戦略も考えられます。これをレラティブバリューといいます。
⑥イールドファーミング(DeFi)
2020年に颯爽と登場した新しい収益方法になります。
今後長期的にわたって持続的なものかどうかわかりませんが、とりあえず紹介します。
イールドファーミングとは、
DeFi(分散型金融)と呼ばれるスマートコントラクトで動作するプロジェクトに自らの資金をロックして利回りを得ることです。
直訳すれば「利回りを耕す」です。
取引所でのトレーディングの場合、仮想通貨をあくまで金融商品として捉えるため仮想通貨の技術的理解は実質必要ないケースが多いです。しかしイールドファーミングでは、より剥き出しになった仮想通貨を扱うことになるのでとにかく技術リテラシーを求められるのが特徴になります。
初期のイールドファーミングのわかりやすい例としては、Uniswapを代表とするAMM(Automated Market Maker)で流動性提供者(Liquidity Provider)になることでした。
一般的なAMMでは2種類のトークンを即座に交換することができます。流動性提供者はまるで両替商のように2種類のトークンの在庫を両方提供しておき、利用者が交換するたびに少しずつ手数料を徴収します。こうして利益を積み上げることができるのです。
また、それらのプロジェクトでは運営に関する意思決定を分散させるという名目で次々トークンが発行されていきました。これらのトークンはまるで株式会社における株式のように機能します。つまり議決権を持ち、プロジェクトが得た利益の一部をトークン保有者へ還元される仕組みになっています。
その配布方法は主に「コントラクトの初期利用者」をターゲットとしました。つまり、一定期間の流動性提供者などを対象として無償でトークンを配りまくったのです。これがイールドファーミングのもう一つの側面です。つまりタダで株式をもらえるようなものです。そりゃ儲かるに決まってます。プロジェクトはそのトークン売却益も込みでAPY(Annual Percentage Yield)を表示するためAPY600%などと煽りの数字が出ていました。
もちろん、リスクはかなり高い手法です。日常的にハッキングや詐欺が起こっていると考えてください。
⑦現物と先物の鞘取り
※初心者の方に少し難しいので、読み飛ばしてもOKです。
現物と先物の鞘取りとは、
デリバティブの先物商品を利用して、現物と先物の鞘取りをすることで値動きに関係なくほぼ確実に利益を得る方法です。
よく「現先」って言われます。
例えば、これは「BTCー0326」つまり3月26日に現物インデックス価格で清算される先物商品です。
現在値は36377ドルです。
一方でBTC現物は34602ドルです。
このように先物の方が現物よりも高いとき、清算日である3月26日に現物インデックス価格で先物が清算されます。この差額の1775ドルは期日に向かって収束する可能性が高いため、収束しなかったとしても「現物+先物ショートの両建て」で利益を確保することができます。期日までに収束するようなら現物は売却し、ショートはクローズすればOKです。
この利回りが価格変動に関係なく手に入るといえば、その魅力が伝わってくるのではないでしょうか。
先ほどの例を利回りで計算すると、現物価格34602ドルに対して鞘の1775ドルとは約5.13%に該当します。79日間で5.13%の利益が確定するということは年利に直せば23.7%です。
この手法はまさに「落ちているお金を拾う」と言ってもも過言ではありません。非常に優れている手法ですが、今のところはグローバル取引所を使うしかありません。
⑧IEO(Initial Exchange Offering)
ICOは聞いたことある人がいるかもしれせんが、IEOはその親戚みたいなものです。
IEOとは、
簡単にいうと仮想通貨の世界におけるIPOみたいなものです。
日本の株式投資におけるIPOは「分配をもらうことさえできればかなり高い確率で儲かる」ことで有名です。とはいえ実際にお宝IPOをある程度確実にもらうためには対面証券でそれなりに営業マンと仲良くすることで裁量分配を受ける必要があり、資金力が潤沢な人(1億円〜)向けと言えます。
IEOではそうした大きな資金がなくても抽選で大体当たります。頻度的には、せいぜい数ヶ月に1回程度くらいです。
ただ、定期的に発生するこのイベントに参加することで毎回数万円〜数十万円の利益は手に入ります。損することはほとんどないですし、資金が少なくとも当選しますが、逆に言えば資金がたくさんあってもスケールしません。
投資資金がいくらあろうがIEOでの利益は皆大体一緒になります。投資資金が小さめの方にとっては大変嬉しい一方、大量の資金を動かしている方にはあまり興味が湧かないかもしれません。
⑨レンディング
レンディングとは、
仮想通貨を貸し付けることで利息収入を得る手法です。
貸す対象は信用取引をするユーザーだったり、取引所だったりします。2020年にはDeFiプラットフォーム上での貸付(例:Compound)も広く普及しました。
仮想通貨界隈では2016年頃から広まり知られてる伝統的な運用方法です。
この手法の最大のデメリットは預かり手が逃げてしまうことです。これをカウンターパーティーリスクと言います。
最近では国内でライセンスを受けた業者がことレンディングサービスを提供し始めたため、ようやく「ガチホ」のお供となることができるレベルにまで安心度が高まったと考えています。
どうせ売らないなら貸し出して金利を得ようという考え方です。
国内での実勢相場は年率5%といっところで、大体どの業者も変わりません。
預け先の業者が倒産した場合の取り扱いがどうなるかは事前に確認しておきましょう。
⑩botトレード
botトレードとは、
botとは簡単に言えば自動売買システムですが、この界隈特有の呼び名だと思います。
株や為替の世界だとシステムトレードと言いますが、そこまでカッコつけた大げさなもんじゃないよ、という謙遜も込めてbotという呼び名が定着したのではないでしょうか。
プログラミング能力が唯一の参入障壁となりますが、決められたストラテジーに従って自動売買するプログラミングの中では簡単な方みたいです。
私にはまったくできません。
ここまで紹介してきた内容はほとんど全てプログラムで表現できる内容ばかりです。つまり同じようなルールで売買を繰り返すのであれば手動でやる必要はなくbotに置き換えられます。それどころか、botであれば「利ざやが小さ過ぎて人間なら馬鹿馬鹿しくて選択肢に入らない」ようなトレードでも十分ターゲットになりえます。
正直このためだけにプログラミングを勉強することはコスパが悪すぎるので、元々何か他にプログラミングでやりたいことがあるか、もしくは既に腕に覚えがある人向けの手法と言えます。
まとめ:自分に合った方法を見つけて、仮想通貨で利益を得よう
本記事では仮想通貨で稼ぐ方法について10つの手法を紹介しました。
- 大型通貨を買って値上がりをずっと待つ(ガチホ)
- 大型銘柄を買って値上がったら売って、値下がったら買う
- スキャルピング
- 裁定取引(アービトラージ)
- アルトコイントレード
- イールドファーミング(DeFi)
- 現物と先物の鞘取り
- IEO(Initial Exchange Offering)
- レンディング
- botトレード
興味のあるものから始めてみることがいいかなと思います。
仮想通貨は変化のスピードがとても速い世界です!
チャンスが巡ってきた時にようやく動き始めるようでは遅過ぎます。やはりいつの時代も勝つのは先行者です。そのためには、
- 情報を継続して追っていくこと
- わからないことは調べ尽くして自分の頭で考えること
- 色々なことに実際に行動を移してみること
が重要です。これからも一緒に学んでいきましょう!
この記事の内容は以上になります。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。それでは失礼します。