【新NISAのおすすめ】SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの魅力を紹介|eMAXIS Slim米国株式(S&P500)との比較もしてみた!
こんにちは。しんです。
この記事では、以下の2点を解説します。
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンドとは?
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンドとeMAXIS Slim米国株式(S&P500)の比較
はじめに『SBI・V・S&P500インデックス・ファンド』の解説します。
その後で、大人気であるeMAXIS Slim米国株式(S&P500)との比較をしてどっちがおすすめかを考えてみます。
先に結論をお伝えしますが、「どちらも負けず劣らず優良な投資信託です!」
参考までに、私は『SBI・V・S&P500インデックス・ファンド』で新NISAをしていきます。
新NISAの詳しい情報は下記の記事で紹介しています。
それでは、順番に解説していきます。
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドとは?
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドをざっくりと説明すると、アメリカのS&P500指数に連動した成績を目指す投資信託のことです。
S&P500指数の詳しい説明は下記の記事で詳しく説明しています。
S&P500指数は世界の投資家たちが最も注目している指数の一つです。
世界一の投資家であるウォーレン・バフェット氏も、妻に自分の死後の資産運用について「S&P500指数に連動するETFに9割、米国短期債に1割をすること」と伝えているほどです。
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの詳しい内容は以下の通りです。
- ベンチマーク…S&P500株価指数
- 信託報酬(税込)/年…0.0938%程度
- 信託財産留保額…なし
- 解約手数料…なし
- 設定日(ファンドが運用を始めた日)…2019年9月26日
- 純資産(ファンドの規模)…約1兆1800億円(2023年12月)
内容の感想を言うなら、「最高の指数に連動するし、各種手数料も格安だし、言うことなし!最高!」という感じです。
SBI証券の投資信託ランキングでも第2位に入るほどの人気ファンドです。
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの内容はこれぐらい知っておけば十分だと思います。
もっと詳しく知りたい方、『SBI証券』のホームページから確認してみてください。
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドとeMAXIS Slim米国株式(S&P500)の比較
ここまでで、SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの魅力を紹介してきました。
次は、同じS&P500指数の連動する投資信託の中でもっとも人気である、『eMAXIS Slim米国株式(S&P500)』と比較してみます。
同じ指数に連動する投資信託なので、比較する箇所は以下の2点とします。
- 総経費率(実質コスト)
- ファンドとベンチマークとの差
まずは、総経費率(実質コスト)から比較していきます。
総経費率(実質コスト)は、『主コスト』と『隠れコスト』があります。
主コストは運用前(事前)にわかる費用のことで、投信信託の目論見書から確認することができます。
主コストは以下の3つです。
- 売買手数料
- 信託財産保留額
- 信託報酬(年率)
2つのファンドの『主コスト』の内訳は以下のとおりです。
SBI・V・S&P500 | eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | |
売買手数料 | なし | なし |
信託財産留保額 | なし | なし |
信託報酬(年率) | 0.0938%程度 | 0.09372%以内 |
ほとんど気にならないくらい格安で差がありません。
次は、隠れコストを合算した総経費率(実質コスト)を見ていきます。
隠れコストとは、『その他の費用』として記載されるものです。
隠れコストは、運用後(事後)にわかるコストなので、正確な金額を知るためには『運用報告書』を確認しなければいけません。
その他の費用として以下の内容があります。
- 保管費用
- 監査費用
- 印刷
- その他
それでは、それぞれの投資信託の値を見ていきましょう。
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの運用報告書はこちらです。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の運用報告書はこちらです。
2つをまとめた比較表は下記になります。
SBI・V・S&P500 | eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | |
運用管理費用(投信会社) | 0.02% | 0.04% |
運用管理費用(販売会社) | 0.02% | 0.04% |
運用管理費用(受託会社) | 0.02% | 0.02% |
運用管理費用(投資先ファンド) | 0.03% | ー |
その他の費用(隠れコスト) | 0.01% | 0.01% |
総経費率(実質コスト) | 0.10% | 0.11% |
結果は、少しSBI・V・S&P500インデックス・ファンドの方が経費率が低いですが、ほとんど差がありませんでした。
どちらも文句なしの素晴らしい投資信託だと思います。
次は、『ファンドとベンチマークの差』を見ていきます。
『ファンドとベンチマークの差』とは、その投資信託が指数とどれだけ連動できていたか?ということです。
当たり前ですが、ベンチマークとの差が大きく乖離している投資信託は、よい投資信託と言えません。
『ファンドとベンチマークの差』も運用報告書で確認できます。
それぞれ見ていきます。
まずは、SBI・V・S&P500インデックス・ファンドから見ていきます。
次に、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)です。
まとめると、以下の通りです。
SBI・V・S&P500 | eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | |
ベンチマークとの差 | +0.1% | +0.2% |
ベンチマークとの差は、その年毎によって変動するので一概にこれが絶対の数字というわけではありません。
ただ、2つともベンチマークとの差(乖離率)は、ほとんどないことがわかります。
どちらも文句なしの素晴らしい投資信託です。
2つの投資信託を比較した結果、ほとんど差がなく、どちらも優秀な投資信託だということがわかりました。
まとめとこれからの投資戦略について
今回の記事では以下の2点について解説しました。
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの詳細
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンドとeMAXIS Slim米国株式(S&P500)の比較
結論として、SBI・V・S&P500インデックス・ファンドは、文句なしの素晴らしい投資信託です。
そして、2つの投資信託は総経費率(実質コスト)及びベンチマークとの差はほとんどありませんでした。
来年から始まる新NISAでどの投資信託を選べばいいか悩んでいる人は、これら2つの投資信託から選べば大きな失敗はないと思います。
私は、つみてたNISAをSBI・V・S&P500インデックス・ファンドで積み立ててきたので、新NISAでもSBI・V・S&P500インデックス・ファンドを継続して積み立てていきます。
私が運用してきた、つみたてNISAの成績は下記の記事で公開しています。
もし、まだ証券口座を開設していない人は『SBI証券』がおすすめです。
さらに、SBI・V・S&P500インデックス・ファンドは『SBI証券』でしか取り扱っていない投資信託です。
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今回の記事は以上になります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
それでは失礼します。