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投資の最適解を考える|なぜ忙しい私たちに「インデックス投資」が最強の武器になるのか?

shin@kabublog
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「投資を始めよう」と思った時、最初にぶつかる疑問があります。

それは、「結局、何を買えばいいの?」というあまりにも巨大で当たり前で1番の核心的な疑問です。

  • 個別株でテンバガー(10倍株)を狙う?
  • 高配当株で毎月のキャッシュフローを作る?
  • それとも不動産や金(ゴールド)?
  • いやいや仮想通貨でしょ。

情報過多なこの時代、ネットで検索すれば誰もが「この方法が一番いい」と発信しています。

しん
しん

こんにちは!

救急隊長のしんです。

前回の記事で、私たちは「貯金だけでは資産が目減りするリスク」について学びました。

次のSTEP②は、「どの投資手法で資産形成をしていくか」を決めることです。

結論から言います。

仕事、育児、家事……。自分の時間を大切にしながら、着実に、かつ論理的に資産を増やしたい私たちにとって、投資の最適解は「インデックス投資」以外にありません。

なぜ断言できるのか。10年後のあなたに感謝されるための「投資の思考法」を、これから丁寧に紐解いていきます。

投資の種類:私たちが選べる「4つの選択肢」

具体的な手法に入る前に、まず投資の世界の全体像を把握しましょう。

代表的な4つの資産運用と、その特徴を比較します。

投資対象期待リターン手間・難易度特徴
個別株投資非常に高い非常に高い企業分析が必要。大きな利益も狙えるが損失も大きい。
不動産投資安定している高い多額の初期費用と管理の手間が必要。
インデックス投資着実(年3〜7%)非常に低い市場全体に投資。手間いらずで平均以上の成績を狙える。
債券・金・外貨低〜中低い主に資産の「守り」として機能する。

多くの方が最初に憧れるのは「個別株」かもしれません。

しかし、ここで一度立ち止まって「自分に使える時間はどれくらいあるか?」を考えてみてください。

私たちは投資のプロではありません。

企業の財務諸表を毎日読み込み、深夜までチャートに張り付くことは不可能です。

しん
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だからこそ、「時間をかけずに、勝てる土俵」を選ぶ必要があります。

インデックス投資とは、世界経済の「成長」を丸ごと買うこと

「インデックス投資」という言葉を初めて聞く方もいるかもしれません。

簡単に言えば、「日経平均株価」や「S&P500(アメリカの主要企業500社)」といった、特定の指数(インデックス)と同じ動きを目指す運用手法のことです。

例えば、全世界の企業に広く投資するインデックスファンドを1つ買うことは、「世界中の会社を少しずつ全部持つ」ことと同義です。

敗者のいないゲーム

資本主義が続く限り、世界経済は長期的には成長し続けてきました。

個別の会社が倒産することはあっても、世界中の会社が同時に無価値になることはありません。

しん
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インデックス投資は、特定の会社の「浮き沈み」に賭けません。

人類全体の「成長」に賭けるという極めて合理的で、負けにくい手法なんです。

インデックス投資は、特定の会社の「浮き沈み」に賭けるのではなく、人類全体の「成長」に賭けるという、極めて誠実で、負けにくい手法なのです。

なぜ「平均(インデックス)」が「プロ」に勝てるのか?

「平均を狙う投資なんて、なんだか地味で面白くない」

そう思うかもしれません。しかし、投資の世界には残酷な真実があります。

それは、

「プロの投資家(アクティブファンド)の約8割から9割は、長期で見るとインデックスの指標に勝てない」

という真実です。

これは、数々の学術的な研究で証明されています。

なぜ、高給取りのエリートたちが集まるプロのチームが、ただの「平均」に勝てないのでしょうか?

その大きな理由は次の2つです。

プロがインデックスに勝てない理由
  1. 手数料(コスト)の壁
  2. 予測の不可能性

① 手数料(コスト)の壁

プロが運用する商品は、分析や売買に多くの人件費がかかります。

一方、インデックス投資は機械的に分散するだけなので、手数料が圧倒的に安いのです。

下の表はアクティブファンドとインデックスファンドのコストを比較したものになります。

費用項目アクティブファンド(例)インデックスファンド(例)20年後の差(3000万円運用時)
購入時手数料1.0% 〜 3.3%0円(ノーロード)約30万円〜99万円の差
信託報酬(年率)1.0% 〜 2.0%0.05% 〜 0.1%約600万円〜1000万円以上の差
信託財産留保額0.1% 〜 0.3%(解約時)なし(ほぼゼロ)数万円〜数十万円の差
合計コスト感「高い」「圧倒的に安い」高級車1台分以上の差
しん
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多くの人は「年利1%の差なんて大したことない」と考えがちです。

しかし、運用残高が増えるほど、この差が大怪我になります。

3,000万円を20年運用した場合、手数料が1.5%違うだけで、手元に残るお金は約1,000万円も変わる計算になります。

こっそりあなたの財布に手を入れられているのです。

はっきり言いますが、「プロが手間暇かけて運用するから高い手数料を払う」という考え方は、投資の世界では間違った考え方です。

なぜなら、『高い手数料というハンデ』を背負った状態で、市場平均(インデックス)を上回り続けることは、物理的に極めて困難だからです。

投資信託の運用成績において、私たちがコントロールできる唯一の要素、それが「コスト」です。

この「わずかなコストの差」が、10年、20年という長い年月を経て、取り返しのつかない大きな差となります。

② 予測の不可能性

結局、誰にも「明日の株価」は分かりません。

テスラがいつ爆上がりするか、どの企業が不祥事を起こすか。

どんなプロでも、100%の的中は不可能です。

それならば、「誰が勝っても恩恵を受けられるように、全部持っておく」という戦略こそが、最も賢明で合理的な判断と言えます。

魔法の力「複利」を味方につける

投資を考える上で、絶対に外せない概念があります。

それが、アインシュタインが「人類最大の発見」と呼んだ、「複利(ふくり)」です。

複利とは、運用で得た利益を再び投資に回すことで、利益が利益を生んで雪だるま式に増えていく仕組みのことです。

複利の比べられる用語が単利です。

単利とは、最初の預けたお金(元本)に対してのみ、利息がつく仕組みのことです。

この2つの仕組みはとても重要なので、理解しておきましょう!

元手100万円を年利5%で運用した場合
  • 単利(利益を受け取る場合):毎年5万円増えるだけ。
  • 複利(利益を再投資する場合):10年後には約163万円、20年後には約265万円、30年後には約432万円になる。

時間が経てば経つほど、グラフのカーブは急激に上昇していきます。

インデックス投資はこの「複利の力」を最大化するために、最も適した手法なのです。

忙しい私たちのための「ほったらかし」戦略

私がインデックス投資を強く勧める最大の理由は、「人生の貴重な時間を奪わないから」です。

私たちは、住宅ローンの返済、子供の教育、親の介護、そして自分のキャリア……。

考えるべきことが山積みの世代です。

しん
しん

投資のために、子ども遊ぶ時間、妻と一緒にドラマを観てあーだこーだ言い合う時間、趣味の時間など、今、この瞬間でしか味わえない楽しさや豊かさを削るのは、本末転倒ではないでしょうか。

設定したら、あとは寝るだけ

インデックス投資の具体的な手順は、次の記事(選ぶ編)で解説しますが、一度「毎月〇〇円買う」と設定してしまえば、あとは何もする必要はありません。

  • 株価の暴落に怯えてニュースを見る必要もありません。
  • 難しい専門用語を覚える必要もありません。
  • 自分の代わりに、GoogleやApple、トヨタといった世界中の超一流企業が、あなたのために働いてくれるのです。

個人的な意見:なぜ私は「インデックス」なのか

私はこれまで、割安な株を探して投資する「バリュー投資」も学んできました。

財務諸表を読み、その会社の「真の価値」を測る作業は、非常に知的な興奮を伴います。

しかし、数多くの失敗とそれなりの成功をしてきて感じました。

それは「ほとんどの人は、投資を人生のメインにしてはいけない」ということです。

個別株(バリュー投資)で市場平均を超えるリターンを出すには、相応の学習時間と、暴落に耐える鋼の精神力が必要です。

もしあなたが「投資が趣味」なら挑戦する価値はあります。

でも、あなたが「将来の安心のために、手堅く効率的に資産を作りたい」と考えているだけなら、プロの投資家がほとんど勝てない「市場の平均リターン」を、最初から受け取れるインデックス投資の方が、圧倒的にコスパが良いのです。

自分は投資が趣味的なところもあるので、個別株も投資していますが…。

まとめ:最適解はインデックス投資である

今回の記事で、私たちが「考える」べきだったポイントを整理しましょう。

今回の記事のポイント
  • インデックス投資が合理的で賢明な投資手法である。
  • 長期的には、ほとんどのプロ投資家はインデックス投資に勝てない
  • 時間を味方につけて、複利の力を最大化して雪だるま式に資産を増やす
  • あとは仕組みで自動化して「ほったらかし」にすることが、忙しい私たちの最強戦略。

ここまで読んでくださったあなたは、もう「あやしい儲け話」や「複雑な投資テクニック」が必要ないということがわかったと思います。

しん
しん

断言します。

インデックス投資こそが、人生を豊かにする最も合理的な手段です。

次のステップでは、いよいよ具体的に「どの制度(新NISA)を使い、どの銘柄を選べばいいのか」について、一切の迷いを断ち切る解説をしていきます。

参考文献・書籍

しん
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この記事を書くのに参考にした名著です。さらに具体的に深く学ぶたい方はぜひ読んでみてください。

  1. 『インデックス投資は勝者のゲーム』(ジョン・C・ボーグル著) → インデックスファンドの生みの親による、全投資家必読の書。
  2. 『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』(山崎元・大橋弘祐著) → 専門用語なしで、インデックス投資の正解をズバリ教えてくれます。
  3. 『ウォール街のランダム・ウォーク』(バートン・マルキール著) → なぜプロがインデックスに勝てないのかを科学的に証明した古典的名著。

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ABOUT ME
しん隊長
しん隊長
地方公務員投資家/40代(妻、息子2人の4人家族)×住宅ローン35年
救急隊長(救命士)として働きながら2020年から株式投資を始めました。

数万件の救急事案を経験し、今この瞬間を楽しく生きる大切さ、将来へ備える計画の必要性を考え、バランスよく豊かに生活しています。

現在は新NISAと高配当株、仮想通貨で投資運用しています。

投資に関する情報を日々発信しています。たまにコラムで趣味の映画、漫画、アニメ、小説についても書いてます。
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