高配当株投資でSBI証券を選ぶ5つの理由|デメリットも正直にレビュー
- 「高配当株投資を始めたいけど、証券会社が多すぎて選べない」
- 「SBI証券と楽天証券、結局どっちがいいの?」
- 「新NISAで高配当株を買うのに向いているのはどこ?」
高配当株は 数十年単位で保有し続ける投資 です。
最初に選ぶ証券会社で、その後の手間・コスト・選択肢がほぼ決まります。
本記事の結論は 「高配当株投資をやるならSBI証券一択」 です。

こんにちは!
救急隊長しんです!
私は救急隊長として働きながら、2021年から高配当株投資を続けています。
日本株・米国株あわせて資産の中核は SBI証券 で運用しており、6年間ノートラブルで使い続けている実利用者として、リアルな視点で解説します。
- なぜSBI証券が高配当株投資と相性がいいのか
- どんな人なら楽天証券のほうが向いているのか
- 口座開設から最初の1銘柄を買うまでの具体的な手順
そもそも証券会社選びはなぜ重要なのか

「どこで買っても同じ株が買えるなら、証券会社はどこでもいいのでは?」と感じる方もいるかもしれません。
しかし高配当株投資においては、証券会社選びが 将来の手取り配当金の総額 に直結します。
理由①:手数料の差が長期リターンに直結する
高配当株投資は「毎月コツコツ買い増し」が基本戦略です。
仮に毎月1回・10年間・120回の取引を続けると、1回あたり数百円の手数料差でも累計では数万円規模になります。
配当金の多くは税引後で3〜4%前後。
手数料で年利の数か月分が消える ような証券会社では、利回りそのものが目減りしてしまいます。
理由②:取扱銘柄数が投資の選択肢を決める
高配当株投資は1銘柄集中ではなく、業種・国をまたいだ 分散投資が鉄則です。
- 日本株(東証プライム/スタンダード/グロース)
- 米国株(VYM・HDV・SPYDなど高配当ETF含む)
- 場合によっては英国株や新興国株
これらに1つの口座で対応できないと、複数の証券会社を使い分けるハメになり、管理が一気に煩雑になります。
理由③:分析ツールの質が銘柄選びの精度を変える
「高配当株」とひと口に言っても、配当利回りが高い理由は様々です。
- 業績が安定していて配当が厚い
- (良い高配当株)
- 株価が急落して利回りが跳ね上がった
- (減配リスク大)
この区別は スクリーニング機能と財務データの質がなければ難しく、ここが弱い証券会社では「配当利回りだけで買って減配 → 含み損」という典型的な失敗パターンに陥ります。
高配当株投資家がSBI証券を選ぶ5つの理由

結論から言うと、SBI証券は上記3つの論点すべてに対して業界最高水準の回答を持っています。
- 理由①:国内株の売買手数料が完全無料
- 理由②:取扱銘柄数が業界トップクラス
- 理由③:高配当株スクリーニング機能が実用レベル
- 理由④:新NISAで高配当株を「非課税」で保有できる
- 理由⑤:米国高配当ETFを1株から買える

順番に見ていきましょう。
理由①:国内株の売買手数料が完全無料
SBI証券は 2023年9月26日からスタートした「ゼロ革命」 により、国内株式(現物・信用)の売買手数料が恒久的に無料化されています。
| 取引内容 | SBI証券の手数料 |
|---|---|
| 国内株式(現物) | 0円 |
| 国内株式(信用) | 0円 |
| 単元未満株(S株)の買付 | 0円 |
高配当株は 数万円単位で毎月買い増ししていく スタイルと相性が最高。
たとえば5万円の買付を月1回×10年続けた場合、旧来の手数料(1取引あたり275円〜)なら累計33,000円の手数料が発生していました。
この分がそのまま 配当金の再投資に回せる のは大きな差です。
理由②:取扱銘柄数が業界トップクラス
SBI証券は、私が調べた限りネット証券の中で もっとも投資の網羅性が広い 証券会社です。
- 国内株:
- 東証プライム・スタンダード・グロース、名証・福証・札証のほぼ全銘柄
- 米国株:
- 6,000銘柄超(主要ETFはほぼ網羅)
- 中国株・韓国株・ロシア株・ASEAN株:
- 新興国分散にも対応
- 単元未満株(S株):
- 1株から日本株を購入可能
高配当株ポートフォリオを組むうえで、「欲しい銘柄が買えない」はまず発生しません。
特に S株(単元未満株) は高配当株投資との相性が抜群です。
- 「本来100株=数十万円必要」な日本株を1株から購入できる
- 買付手数料も無料
- 少額で30〜50銘柄への分散投資が現実的に可能
高配当株投資は「1銘柄の減配リスクを、銘柄数で打ち消す」のがセオリー。
少額から分散を始められるのは、初心者にとって何より心強いはずです。
理由③:高配当株スクリーニング機能が実用レベル
SBI証券のスクリーニング機能は、初心者でも 2〜3分で高配当候補リスト を作れるほど直感的です。
- 予想配当利回り:
- (例:3.5%以上)
- 配当性向
- (例:70%以下 → 無理な配当を出していない)
- 自己資本比率
- (例:40%以上 → 財務が健全)
- 営業利益率
- (例:5%以上 → 本業で稼げている)
- 連続増配年数
- (ただし公式は一部のみ、IRBankとの併用推奨)
ポイントは「配当利回りだけで選ばない」こと。
配当性向や自己資本比率を組み合わせることで、「利回りは高いが危ない銘柄」をかなりの精度で弾けます。
より詳細な配当推移・業績推移を確認したい場合は、IRBank という無料サイトとの併用が鉄板。
SBI証券のスクリーニングで候補を絞り、IRBankで過去10年の実績を確認する、というのが私の定番ワークフローです。
理由④:新NISAで高配当株を「非課税」で保有できる
2024年1月に始まった 新NISA は、高配当株投資家にとって最大級の追い風となった制度です。
- 年間投資枠
- つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円=最大360万円
- 生涯投資枠
- 1,800万円(うち成長投資枠1,200万円まで)
- 非課税期間
- 無期限
- 売却時の枠復帰
- あり(翌年以降に再利用可能)
高配当株・高配当ETFは 成長投資枠(年240万円) を使って購入できます。
通常、配当金には 20.315%の税金 がかかりますが、NISA口座内で受け取った配当金は 非課税。
仮に年間30万円の配当を受け取るなら、毎年約6万円が税金で消えるか、手元に残るかの差になります。
SBI証券は新NISA口座で、
- 国内株(現物・単元未満株)
- 米国株・米国ETF
- 投資信託
をすべて購入可能。
「新NISAの成長投資枠を高配当株で埋める」戦略を丸ごとSBI証券1社で完結できる のは、地味ですが非常に大きなメリットです。
理由⑤:米国高配当ETFを1株から買える
高配当株投資の「攻めと守り」を両立させたいなら、米国高配当ETF は外せません。
SBI証券なら主要ETFがすべて揃います。
- VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)
- 約400銘柄に分散。増配傾向で守備的
- HDV(iシェアーズ・コア米国高配当株ETF)
- 75銘柄前後に厳選。エネルギー・ヘルスケア比率が高い
- SPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF)
- 上位80銘柄を等金額組入れ。利回り重視
ETFは 1銘柄買うだけで数十〜数百社に分散投資できる 点が最大の魅力。
さらにSBI証券では、
- 米ドル建てでの購入:住信SBIネット銀行との連携で為替手数料を最安水準に抑えられる
- 円貨決済:為替操作なしでワンクリック購入も可能
- 米国株の定期買付サービス:ETFを毎月自動で積立できる
と、米国株を扱う機能も手厚い設計になっています。
「日本株+米国ETF」のコアポートフォリオが、すべてSBI証券内で完結するわけです。
正直にレビュー:SBI証券のデメリットは?


ここまで良いことばかり並べましたが、デメリットも正直に書きます。
デメリット①:アプリ・サイトのUIがやや古い
楽天証券やmoomoo証券と比べると、アプリ・ブラウザUIがお世辞にも洗練されているとは言えません。
慣れるまで「どこに何があるか分かりにくい」と感じる人もいるはずです。
ただ、使い込むうちに機能の豊富さがUI粗さを上回るメリット になります。
私も最初の1週間は戸惑いましたが、今では他社に戻れません。
デメリット②:楽天経済圏との親和性は低い
楽天市場・楽天カード・楽天モバイルを活用している方にとっては、投資信託の積立でポイントが貯まる 楽天証券のほうがトータルでお得 になる可能性があります。
ただし、ポイント還元は 年数千〜数万円規模 にとどまるケースが多く、高配当株の配当金(年10万〜100万円規模)の非課税化インパクトと比べると影響は限定的です。
デメリット③:SBI経済圏への「切替コスト」がかかる
SBI証券のメリットを最大化するには、住信SBIネット銀行との連携 が事実上必須です。
- 米国株の為替コストを抑えるため
- 入出金をシームレスにするため
メガバンクをメインで使っている方は、この切り替え作業がやや面倒に感じるかもしれません。
楽天証券との比較|あなたはどちらを選ぶべき?

「SBI vs 楽天」は永遠のテーマ。結論は 「あなたの軸」 で決まります。
| 比較項目 | SBI証券 | 楽天証券 |
|---|---|---|
| 国内株手数料 | 無料 | 無料 |
| 米国株取扱銘柄数 | 約6,000 | 約5,000 |
| 単元未満株 | S株(買付手数料無料) | かぶミニ(時間帯制限あり) |
| スクリーニング | 項目が多く実用的 | シンプルで初心者向き |
| 連携銀行 | 住信SBIネット銀行 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント | Vポイント・Pontaなど選択可 | 楽天ポイント |
| アプリUI | やや古め | モダンで使いやすい |
こんな人はSBI証券がおすすめ
- 高配当株投資を本気で10年以上続ける予定の人
- 米国高配当ETFも視野に入れている
- 単元未満株で少額分散したい
こんな人は楽天証券が合うかもしれない
- 楽天市場・楽天カードのヘビーユーザー
- 投資信託メインで 積立NISA中心 の運用
- アプリUIの使いやすさを最優先したい
私個人の結論は 「高配当株メインならSBI証券、楽天経済圏住人は楽天証券」。
ちなみに 両方開設するのは全く問題ない ので、迷ったら両方作って比較するのもアリです(口座開設・維持は無料)。

ちなみに私は、楽天ヘビーユーザーですが、SBI証券で投資しています。
SBI証券の口座開設|最短翌営業日で取引開始

SBI証券の口座開設は、スマホだけで完結・最短翌営業日から取引可能 です。
開設の流れ(所要時間:約10分+郵送なしコース)
- SBI証券公式サイトから「口座開設」をタップ
- メールアドレス認証
- 個人情報・勤務先情報の入力
- マイナンバーカード+本人確認書類 をスマホで撮影・アップロード
- 口座種別の選択(特定口座・源泉徴収あり が初心者におすすめ)
- NISA口座の同時申込(ここでチェックを入れるのを忘れずに)
- 審査完了メールを受信 → ログイン → 取引開始
準備しておくもの
- マイナンバーカード(ない方は通知カード+運転免許証など)
- 本人名義の銀行口座(入出金用)
- メールアドレス
初心者がつまずきやすいポイント
- NISA口座は1人1金融機関まで。すでに他社でNISAを使っているなら、翌年に切替手続きが必要です
- 特定口座(源泉徴収あり) を選べば、確定申告は原則不要
- 口座開設だけなら無料。使わなければ維持費もかからないので、迷ったらとりあえず作ってOK

SBI証券の口座開設は以下の記事で詳細に説明しています。

【実践】高配当株を買う3ステップ

口座が開設できたら、さっそく最初の1銘柄を買ってみましょう。
私が繰り返している定番ワークフローを公開します。
ステップ①:Yahoo!ファイナンスの配当利回りランキングを活用
現在、日本には約3,700社の上場企業があります。
その中で「高配当株」と呼べる配当利回りの高い銘柄は、ほんの数十〜数百社に過ぎません。
候補リストを取得する方法は簡単です。
- Googleで「Yahoo!ファイナンス 配当利回り」と検索
- 検索結果に表示された配当利回りランキングのページをクリック
- 配当利回りの高い順に企業が一覧表示される
これが投資すべき高配当株の候補リストになります。
リストの中には「病気のニワトリ」も混ざっている
ここで大事な注意点があります。
このランキングには、金の卵を生み続けられる健康なニワトリと、いずれ卵が産めなくなる病気のニワトリが両方混ざっています。
パッと見では区別がつきません。
だからこそ、次のステップで一社一社、丁寧に中身をチェックしていく必要があるんです。

私は「配当利回りランキング上位=おすすめ銘柄」だと思って飛びついたことがあります。
これ、本当にやっちゃダメなやつです。
ランキングはあくまで”候補リスト”として使いましょう
ステップ②:IRバンクで過去の業績をチェック
候補リストの中から気になった企業を、IRバンクというサイトを使って一社一社チェックしていきます。
IRバンクとは?企業の成績表
IRバンクは、上場企業の過去の業績データを一覧で確認できる無料のウェブサイトです。
「この企業が過去にどれくらいの利益を出し、配当金を出してきた」が一目瞭然でわかる、いわば企業の成績表みたいなものなんですね。
決算ページを開いてみよう
実際にKDDI(銘柄コード:9433)を例に、IRバンクの操作手順を説明します。
- Googleで「IRバンク」と検索してサイトにアクセスする
- 左上の検索窓に「KDDI」と入力する(銘柄コード「9433」でもOK)
- 検索結果の銘柄トップにある「KDDI」をクリック
- 左端のメニューから「決算」をクリック
これで、KDDIの過去の業績が一覧できるページにたどり着きます。
このページが超重要です。
ここに表示される8つの項目をチェックするだけで、顔色の悪いニワトリ(=業績が不安定な銘柄)はすぐに見抜けるようになります。

実際に使ってみるとわかりますが、IRバンクは本当に見やすいです。
慣れてくると、1銘柄あたり5分くらいでチェックできるようになりますよ
必ず確認したい8つのチェック項目
それではIRバンクの決算ページで確認すべき、8つのチェック項目を解説していきます。
まず全体像をまとめますね。
- ①売上高:
- ブレが小さく右肩上がりか
- ②EPS(1株あたり利益):
- 右肩上がりか
- ③営業利益率:
- 収益性は高いか
- ④自己資本比率:
- 倒産リスクは低いか
- ⑤営業活動によるCF:
- 現金はしっかり稼げているか
- ⑥現金等:
- キャッシュは増えているか
- ⑦1株あたり配当金:
- 安定性&成長性があるか
- ⑧配当性向:
- 無理な配当を出していないか

詳細な探し方は以下の記事で紹介してます。
参考にしてください。

ステップ③:SBI証券で買い注文(S株推奨)
はじめての購入なら S株(単元未満株)で1株から が鉄則です。
- 買付手数料:無料
- 最小購入金額:数百円〜数千円
- NISA成長投資枠での購入にも対応
1株買って配当金を受け取る経験を積むと、投資が「自分ごと」 になります。そこから少しずつ買い増していくのが、挫折しない高配当株投資の秘訣です。
よくある質問(FAQ)

よくある質問をまとめました。
- NISA口座を複数の証券会社で開設できますか?
-
A. できません。 NISA口座は1人1金融機関のみ。ただし年単位で金融機関の変更は可能なので、翌年からSBI証券にNISAを移すことは可能です。
- 口座開設だけ先にして、あとから取引しても大丈夫?
-
A. 問題ありません。 口座維持手数料は無料。開設だけしておき、タイミングを見て取引を始めるのもOKです。
- NISAをあとから開設することはできますか?
-
A. できます。 証券口座を先に開設し、後日NISA口座だけを追加申込することが可能です。
- 配当金の受け取り方法はどれを選べばいい?
-
A. 「株式数比例配分方式」一択です。 この方式を選ばないと、NISA口座の配当金非課税メリットが受けられないので要注意。設定は「口座管理 → 配当金受取方法」から変更できます。
- 単元未満株(S株)で買った株でも配当金はもらえる?
-
A. もちろんもらえます。 1株でも保有株数に応じて配当金が支払われ、NISAの非課税対象にもなります。
- SBI証券と楽天証券の両方開設しても問題ない?
-
A. まったく問題ありません。 口座維持費は両社とも無料。ただしNISA口座はどちらか1社でしか使えません。
まとめ|高配当株投資ならSBI証券がベストアンサー


改めてSBI証券を選ぶべき理由を整理します。
- 国内株手数料が完全無料 → 買い増し戦略と相性抜群
- 取扱銘柄数が業界トップクラス → 日本株も米国株も1口座で完結
- スクリーニング機能が実用レベル → 初心者でも数分で候補を作れる
- 新NISAで配当金が非課税 → 税率20.315%のインパクトは絶大
- 米国高配当ETFが1株から買える → VYM・HDV・SPYDも自由自在
そしてシンプルな真実を最後に。

高配当株投資で5年以上資産形成をしてきた私が、今からもう1度ゼロから始めるとしてもSBI証券を選びます。
口座開設は無料、最短翌営業日から取引可能 です。
「とりあえず作っておく」という選択肢が、未来の自分を助けてくれます。
まだ口座をお持ちでない方は、この記事を読み終えたタイミングがベストタイミング。高配当株による資産形成の、最初の一歩を踏み出してみてください。
📌 投資情報に関する免責事項
- 本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。
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執筆:しん隊長(消防士・救急隊長/FP3級・簿記2級)
