つみたてNISAを6年続けた結果|約250万円がほぼ2倍に【売却0回】

こんにちは!救急隊長しんです!
私は2020年7月から、つみたてNISAでS&P500に積み立てを続けています。
この夏で、丸6年になります。
先に、結果からお伝えします。
- ✅ 投資した金額:約250万円
- ✅ 現在の評価額:約500万円(ほぼ2倍)
- ✅ 6年間の売却回数:0回
すごい投資テクニックを使ったわけではありません。
むしろ逆で、私は「投資」というより「貯金のつもり」で、毎月同じ額を積み立てただけです。
この記事では、40代の地方公務員(消防士17年・救急隊長10年以上)である私の6年間の記録を、失敗も含めてそのまま公開します。
「投資は怖い」と感じている方にこそ、読んでほしい記録です。
始まりは「貯金のつもり」だった

きっかけは、2020年のコロナ禍でした。
防護服を着て救急現場に立ち続けても、給料は変わらない。
「このままでいいのか」と考えた末に、株式投資にたどり着きました。
2020年7月、月33,333円(当時のつみたてNISAの上限)からスタート。
買っているのは、SBI・V・S&P500インデックス・ファンド、ただ1本だけです。
新NISAになったいまは月4万円に増やしましたが、やっていることは6年間ずっと同じです。
始める前は、かなり調べました。
本を読み、制度を調べ、過去の値動きを確認して。
だからこそ出た結論が、「これは投資というより、増える可能性のある貯金だ」という位置づけです。
値動きはあります。元本保証ではありません。
それでも、毎月決まった日に決まった額が自動で積み立てられていく感覚は、財形貯蓄とほとんど変わりませんでした。
給料日のあとに、決まった額が口座から引かれて、積み立てられていく。
意識しなくても、勝手に貯まっていく感覚です。
この「何もしなくていい」が、24時間勤務の交代制で働く私には合っていました。
そしてこの「貯金のつもり」という最初の位置づけが、のちに私自身を救うことになります。
6年間の記録(年別)|約250万円がほぼ2倍に

SBI証券の年度別収支をもとに、各年に投資した分が現在いくらになっているかをまとめました。
2023年までが旧つみたてNISA、2024年からは新NISAのつみたて投資枠です。やっていることは同じです。
損益率は、「その年に投資した分が、いま何%増えているか」です。
| 投資した年 | 投資額 | 現在の評価額 | 損益率 |
|---|---|---|---|
| 2020年 | 約20万円 | 約70万円 | +約250% |
| 2021年 | 約40万円 | 約108万円 | +約170% |
| 2022年 | 約40万円 | 約92万円 | +約130% |
| 2023年 | 約37万円 | 約76万円 | +約105% |
| 2024年〜(新NISA) | 約115万円 | 約154万円 | +約33% |
| 合計 | 約252万円 | 約500万円 | ほぼ2倍(+約98%) |
表を見ると、早く投資した年の分ほど、損益率が高くなっています。
長く市場に居続けた分だけ、増えている。これが時間の力です。
いちばん新しい2024年以降の分が+約33%にとどまっているのも、成績が悪いからではありません。市場にいた時間が、まだ短いだけです。
ただ、きれいな右肩上がりに見えて、途中は全くそうではありませんでした。
2022年の下落局面では、それまで積み上がっていた含み益が、目に見えて減っていきました。
「貯金のつもり」と言いながら、口座を見るたびに心がざわついた時期もあります。
それでも、自動積立は止まりません。下がっている間も、淡々と同じ額を買い続けてくれていました。
実際、下落していた2022年に買った分は、いま+約130%になっています。
下落は、積立投資にとって「安く買える期間」でもあった。これは、あとから振り返って初めて言えることですが。
とはいえ、売らずに済んだのは、私の意志が強かったからではありません。
それを証明する、恥ずかしい話をします。
最大の危機は、相場ではなく自分だった

2022年、私は欲に目が眩みました。
きっかけは、焦りです。
インデックス投資は、正しいけれど遅い。SNSで「一撃で億」という話が流れてくるたびに、自分の積み立てが小さく見えました。
そして、特定口座で持っていた米国個別株を売り、その資金で仮想通貨FXに手を出したのです。
結果は、約200万円をすべて失いました。
この失敗の詳細は、別の記事に書いています。
ここでお伝えしたいのは、失敗自慢ではなく、一つの事実です。
200万円を失ったあの時でさえ、私はNISA口座には一切手をつけませんでした。
なぜか。
NISAは最初から「貯金」だと位置づけていたからです。
貯金を崩してギャンブルに突っ込む発想は、さすがに出てきませんでした。
同じ私の中に、200万円を溶かす弱さと、NISAを守り切る仕組みが同居していた。
人間の意志なんてその程度のものだと、身をもって知りました。
あの失敗がなければ、いまごろ「自分は意志が強いから売らずに済んだ」と勘違いしていたと思います。

200万円を溶かした私と、NISAを守った私。同じ人間です。
違ったのは、意志の強さではなく仕組みだけでした。
6年続いた理由は「意志」ではなく「仕組み」

救急の現場では、個人の頑張りではなく、誰がやっても機能する仕組みが命を守ります。
資産形成も、同じでした。
私が6年続けられた理由は、3つです。
- ✅ 自動積立にして、判断を手放した
- 毎月の買付に自分の意志を介在させない。相場を見て「今月はやめようか」と考える余地をなくす
- ✅ 「貯金」と呼んで、心理的に切り離した
- 投資と思うから売りたくなる。貯金と思えば、崩すことに強い抵抗が生まれる
- ✅ 1本だけに絞った
- S&P500のインデックスファンド1本。比較も乗り換えも考えない
3つに共通しているのは、「自分の判断を信用しない」ことです。
救急現場に手順書があるのは、極限状態の人間が正しく判断できないと知っているからです。
お金も同じで、欲と恐怖の前では、判断はあてになりません。
逆に言えば、判断の自由が残っていた特定口座のお金は、私の欲で消えました。
仕組みで守られたお金だけが、残った。
これが6年間の、一番大きな学びです。
意志を鍛えるより、意志がいらない形を先に作る。順番は、こちらが先です。
これから始めるあなたへ

私の結果は、たまたま相場が良かった6年だった面も確かにあります。
これからの6年が同じになる保証はどこにもありませんし、投資は元本保証ではありません。
最終的な判断は、ご自身でお願いします。
「いまから始めても、遅いのでは?」と感じる方もいると思います。
未来のことは、私にもわかりません。
ただ、6年前に「貯金のつもり」で始めた積み立てが、いまほぼ2倍になっている。私に言えるのは、この事実だけです。
大事なのは、銘柄選びのセンスではなく、続けられる仕組みを最初に作ること。
口座を開いて、自動積立を設定して、あとは忘れる。それだけです。
「途中で下がったら、どうすればいいの?」と不安になるかもしれません。
何もしません。下がった月も、自動積立が同じ額を淡々と買っていくだけです。
私は6年間、それで乗り切ってきました。
- 約250万円の積み立てが、6年でほぼ2倍の約500万円に → 売却は一度もしていない
- 続いた理由は意志ではなく仕組み → 自動積立・「貯金」の位置づけ・1本に絞る
- 判断の自由が残っていたお金は消えた → 特定口座の200万円は、欲で失った
- 最初にやることは仕組み作り → 口座を開いて、自動積立を設定して、あとは忘れる
💡 金額は、少額でも大丈夫です。相場が下がっても気にならない額で、まず「自動で積み立つ仕組み」を作ることのほうが大事ですよ。
もう「始める」と決めている方は、下のボタンから直接どうぞ(口座開設・維持は無料です)。

6年間、特別なことは何もしていません。仕組みを作って、続けただけです。
「ゆっくり、でも確実に。」ですよ。
※本記事は特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。過去の実績は将来の成果を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
