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【仕事術】人的資本力を高める3つの方法を解説!

shin@kabublog
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こんにちは、しんです。

この記事では、効率的な仕事術で人的資本力の高める方法を解説します。

人的資本とは何のことだろう?

人的資本とは簡単言えば、「自分で稼ぐ力」のことです。

仕事力と言っていいかもしれません。

橘玲氏の書籍「幸福の資本論」では以下の3つの資本が紹介されています。

3つの資本とは以下のように紹介されています。

3つの資本
  • 金融資本…自分の資産(貯金や株式、不動産など)
  • 社会資本…コミュニティ(友達や同僚など)
  • 人的資本…自分で稼ぐ力(仕事力)

今回は、この中の「人的資本」にフォーカスした内容になります。

なんで、人的資本にフォーカスをしたんですか?

それは、「資産形成する上で、稼ぐ力(仕事力)を高めることは、資産の拡大スピードを飛躍的に早めることができるから」です。

当ブログでは、株式投資と仮想通貨で資産を形成していくことを推奨しています。あわせて、投資は入金力の世界だとともお伝えしています。

つまり、「仕事力を高めて多くの収入を得て入金力を高めていきましょう!」ということです。

さらに仕事力のアップは、働く会社の信頼や友人の拡大につながり、社会資本のアップにもつながります

さらにさらに、仕事力アップは仕事効率を高めるため、残業が減り、自由な時間を増やすことができます

自由の時間が増えることで、趣味の時間を増やし大いに楽しんでも良いですし、副業を始めるのもおすすめです。

つまり、人的資本力をアップさせることにより、金融資本と社会資本の2つの資本もアップさせることができるということなんです。

まさに一石三鳥です!

そこで、人的資本を高める方法として、佐々木常夫氏の書籍「働く君に贈る25の言葉部下を定時に帰す仕事術」の2つの書籍を参考に仕事力の高め方を解説していきます。

この書籍は東レの経営研究所社長にまでなった佐々木常夫氏が、自分を経験を元に書かれた書籍です。

正直、会社員の方は全員読んだ方が良いと思える良書でした。

この記事でわかることは以下の通りです。

この記事でわかること
  1. 佐々木常夫氏とは
  2. 人的資本を高める方法3選
    1. 「プアのイノベーション」より「優れたイミテーション」
    2. 「目の前の仕事」を真剣に頑張る
    3. 事の軽重を知る

それでは解説していきます。

①佐々木常夫氏とは

佐々木常夫氏は2001年に東レの取締となり、2003年から東レ経営研究所社長になったスーパービジネスパーソンです。

この実績だけでも素晴らしいですが、佐々木常夫氏のがさらにすごいエピソードがあります。

佐々木氏の長男が自閉症で、さらに奥さんが肝臓病を患ってしまうという困難に直面してしまいます。

さらに、奥さんは妻としての役目を果たしていないという自分への責めなどが原因でうつ病を併発してしまい入院を43回も繰り返してしまうのです。

当事者になったらと考えたら、自分にこんな困難乗り越えられるのか…。

佐々木氏は3人の子どもの世話と妻を看病しながら会社勤めをしていたそうです。

日々の生活は、毎朝5時半に起き、3人の子どもの朝食と弁当を作り、定時より1時間早い8時に出社。懸命に仕事をして、子どもたちの夕食づくりのために、夕方6時に退社。休日は1週間分の掃除、洗濯、買い物をし、病院へ妻の見舞いに行っていたとのことです。

このように、限られた時間で仕事を効率的に行い、さらに結果も残していったとんでもないビジネスパーソンなんです。

まさに人的資本を究極的に高めた人ですね。

次の内容では、その佐々木氏が実践していた仕事術で、私が「なるほど」と思った方法や考え方を厳選して紹介していきます。

②人的資本を高める仕事術3選

それでは、人的資本を高める方法を2冊の書籍から選び抜いて紹介していきます。

「プアなイノベーション」より「優れたイミテーション」

佐々木氏はこう言っています。

「会社の仕事の大半は同じことの繰り返し。ほとんどのテーマは、昔誰かが似たようなことにトライしている。つまり、過去のデータの中に『答え』があるのです。」

具体的には、上司から企画立案を指示されたならば、ファイルリストから似たようなテーマを見つけ出し、そのフォーマットを活用したり、その考え方を借用するんです。そして、最新のデータをインプットして、自分の知恵を付け加えて提出すればOKです。

このようのやり方をすれば仕事は早くて出来がいいに決まっています。おそらく、すべて独学で考える人の半分以下の時間で仕事は完成すると思います。

大事なので再度、お伝えします。

会社の仕事は同じことの繰り返しです。

自分の出す知恵などたかが知れています。先輩の優れた作品をよく読み、あるいはそのことをよく知っている人に訊き、その優れた部分を学んで応用したらいいんです。

これが、「プアなイノベーションより優れたイミテーション」ということです。

プアなイノベーションのために多くの時間をかけるのは誤りです。

佐々木氏はさらにこう言っています。

「優れたイミテーションを積み重ねた先に、優れたイノベーションが生まれてくるのです。」

「凡を極めて非凡に至る」

これこそ、仕事の奥義なのです。と。

②「目の前の仕事」を真剣に頑張る

佐々木氏は、与らえた仕事については文句を言わず、とにかく目の前の仕事に全力で向かおうと努力してきたとのことです。

そして、目の前の仕事に全力をあげる中で、工夫して人よりもちょっとだけ優れたことをすることに心掛けてきたと語っています。

①で紹介した、「優れたイミテーション」を積み重ねることによって、自分なりの「ささやかなイノベーション」を生み出していったそうです。

「そういう努力の積み重ねによって、課長、部長、参事、理事、取締役などいつもトップで昇格してくることができたのではないか」と書籍では書かれていました。

いきなりですが、みなさん「わらしべ長者理論」の話を知っていますか?

「わらしべ長者理論」のストーリー

昔、彦造という貧乏な若者がいて、ある日「お金持ちになりたい」と神様に拝んだら、「この神社を出たところで手にしたものを大事にするように」というお告げがありました。彦造が神社を出たところで転んで手に掴んだのわらでした。そのわらにアブをつけて歩いていたら、欲しがる子どもがいたのであげたら、その子の母親から代わりにミカンをもらいます。そのミカンを喉の渇いた女性にあげて、その付き人から反物をもらい、反物が馬になり、馬が屋敷になり、最後には大金持ちになるという話です。

要するに、目の前にあることをしっかりやっていると道が開けるという教訓です。

ベストセラー作家の勝間和代さんはこの話をベースに「キャリアというのは一歩一歩の積み重ね」が大切で、「人よりちょっとだけ優れたことをする」のが成功の秘訣だと力説していました。

佐々木氏も、この『わらしべ長者理論』に強く共感していて、「目の前のことをきっちりする」ことと「ちょっとだけ頑張る」ことの積み重ねが、いい意味で人生を大きく変えてしまうことがあるのだと実感したそうです。

③事の軽重を知る

「何事も全力で取り組みなさい。」

あなたは両親や学校の先生から、このように教わったかもしれません。

確かにこれは一般的な考えとして大切なことです。

しかし、佐々木氏はこう言っています。

何事も全力ですることは、仕事のタイムマネジメントにおいては正しくない」と。

なぜなら、私たちには限られた時間しかなく、その限られた時間の中で、次から次へと押し寄せてくる仕事を処理しなければならないからです。

佐々木氏は課長時代に、課のすべての仕事の重要度を5段階で判定したことがあるらしいです。

重要度が高い順に、5・4・3・3・1に分類したところ、重要度5の仕事がほとんどなく、大半は重要度2か3の雑務だったそうです。

ところが、こうした雑務を、その重要度に見合わない手間でやろうとしている人が少なくなかったそうです。

佐々木氏は「重要度の低い仕事に全力を注いでいては、いくら時間があっても足りない。このような重要度が低い仕事は拙速でもいいので早く終わらせること」と言っています。

つまり、雑務はポイントを抑えておけば、完成度が低くても大丈夫なのです。

その代わり、重要度の高い仕事は全力を注がなければいけません。

佐々木氏は、仕事のパレートの法則という持論があるそうです。

パレートの法則

パレートの法則とは、「国の富の8割は2割の人に帰属する」といった「8割2割の法則」のこと。

佐々木氏は、この法則が仕事にもあてはまると体感したそうです。

すなわち、「その人の抱えている仕事量全体の2割の重要な仕事をやれば、求められている成果の8割を達成したことになる」ということで、長年の経験を踏まえて実感しているそうです。

重要度の低い仕事は拙速でするか、やらないで済む方法を考える。

その代わり、重要な仕事にできる限り労力を投入することで結果に大きなレバレッジを効かせることができます。

私たちに与えられた時間を有限です。

体力や集中力にも限りがあります。

だからこそ、いい仕事をしようと思ったら「最小投資」で「最大効果」を求めなければなりません。

大切なのは、「どの仕事が重要なのか」を正しく見極めることです。

つまり、「事の軽重」を知ることが仕事のキモであり、タイムマネジメントの本質なんです。

まとめ:仕事術を極めて人的資本を高めよう!

今回の記事では、人的資本を高めるために佐々木常夫氏の書籍「働く君に贈る25の言葉部下を定時に帰す仕事術」の2冊を参考に効率的な仕事術について解説しました。

佐々木常夫氏の紹介は以下のとおりです。

佐々木常夫氏とは…

  • 2001年に東レの取締となり、2003年から東レ経営研究所社長になった
  • 長男が自閉症、奥さんが肝臓病にうつ病で入院を43回繰り返し
  • 3人の子どもの世話と奥さんの看病のため、夕方6時には退社
  • 休日は1週間分の掃除、洗濯、買い物をし、病院へ妻の見舞いへ
  • それでも、効率的に仕事を行い、さらに実績も上げてきたスーパービジネスパーソン

まさに人的資本を究極的に高めた人です。

人的資本を高める仕事術3選は以下のとおりです。

人的資本を高める仕事術3選

  • 「プアのイノベーション」より「優れたイミテーション」
    • 会社の仕事は同じ事の繰り返し。
    • ほとんどのテーマは、昔誰かが似たようなことにトライしている。
    • 先輩の優れた作品をよく読み、あるいはそのことをよく知っている人に訊き、その優れた部分を学んで応用したら良い。
    • すべて独学で考える人の半分以下の時間で仕事は完成する。
  • 「目の前の仕事」を真剣に頑張る
    • 目の前の仕事に全力をあげる中で、工夫して人よりもちょっとだけ優れたことをすることに心掛ける。
    • 「優れたイミテーション」を積み重ねることによって、自分なりの「ささやかなイノベーション」を生み出していく。
    • わらしべ長者理論は存在する
  • 事の軽重を知る
    • 何事も全力ですることは、仕事のタイムマネジメントにおいては正しくない。
    • なぜなら、私たちには限られた時間しかなく、その限られた時間の中で、次から次へと押し寄せてくる仕事を処理しなければならないから。
    • 「どの仕事が重要なのか」を正しく見極めることが大切。
    • パレートの法則は仕事にもあてはまる。
    • 「事の軽重」を知ることが仕事のキモであり、タイムマネジメントの本質。

今回の内容は、私が「なるほど!」と思ったところを紹介しましたが、書籍の中では、まだまだたくさんの仕事術から処世術が書かれていました。

会社員や公務員の方でまだ読んだことのない人は、絶対に一回は読んでいた方か良い書籍です。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

この記事があなたの生活で何か役に立ててれば幸いです。

それでは失礼します。

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ABOUT ME
しん
しん
兼業投資家/簿記2級
公務員投資家として2020年から株式投資を開始。

2021年に米国株の個別投資、仮想通貨FXによって約200万円の損失。

現在、S&P500インデックス投資と高配当株投資、仮想通貨投資で約900万円を運用中。

投資に関する情報を日々発信しています。
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