200万円失った私が、NISA暴落でも売らなかった理由|売りたくなったら読む記事

こんにちは!救急隊長しんです!
いま、暴落で「売ったほうがいいかも」と思っていませんか。
スマホの口座を開いて、減っていく数字に、指が売却ボタンに伸びかけているかもしれません。
先に、私の答えだけ書きます。
💡 暴落が来ても、何もしないです。
私は消防士として17年、救急の現場に立ち続けてきました。そこで学んだことが、ひとつあります。
まわりがパニックになっている時ほど、それに流されてはいけない、ということです。
お金も、まったく同じでした。
暴落の夜は、人間が一番まともに考えられない時間です。
だから、その夜に「売る・買う」を決めない。これが正解でした。
私は2020年7月からNISAでS&P500を積み立てていますが、今まで一度も売ったことはありません。
下落の局面も、何度かありました。それでも、何もせずに持ち続けてきました。
もし、いまは相場が好調で、「暴落が来たらどうしよう」と備えのために読んでいるなら、この記事は参考になると思います。
✅ 暴落は、この先も必ずまた来ます。
そのときに、この記事を思い出してください。
- 暴落の夜は、売る判断も含めて何もしないのが正解だった
- 私も最初は怖かった。6年かけて少しずつ慣れただけ
- 自動積立は、下がっている間に安く多く買ってくれている
- ただし、生活のために売るのは正しい。ダメなのは「恐怖で売ること」だけ
40代の地方公務員(消防士17年・救急隊長10年以上)である私が、暴落とどう向き合ってきたか。きれいごとではなく、恥ずかしい失敗も含めて、そのまま書きます。
暴落の夜、私も最初はざわついていた

いまでこそ落ち着いて書いていますが、私も最初から達観していたわけではありません。
むしろ、逆でした。
2022年、相場が下がり始めた時期のことです。
それまで順調に増えていた含み益が、目に見えて減っていきました。
仕事から帰って、寝る前にスマホで口座を開く。前の週より評価額が減っている。それを見るたびに、心がざわつきました。
「このまま下がり続けたら、どうしよう」
「いま売れば、まだプラスのうちに逃げられるんじゃないか」
そんな考えが、夜になると何度も頭をよぎりました。
ここで、正直に書いておきます。
✒️ 私は幸い、NISAでは「元本割れ」までは経験していません。2020年に積み立てを始めて、ずっと持ち続けてきたなかで、味わったのは「増えていた含み益が、ごっそり減っていく恐怖」です。元本を割って真っ赤になった経験は、まだありません。
だから、いま本当に元本割れして、投資した額より評価額が下回っているあなたの恐怖は、私のそれより深いかもしれません。
それでも——減っていく数字を前にした、あの夜の気持ちは、痛いほどわかります。
あれは、金額の大小ではないんです。「自分の選択は間違っていたんじゃないか」という、あの不安そのものがつらい。私もそうでした。

「下がっても平気な人」だったわけじゃないんです。減る数字を見て、毎晩ざわついていた人間です。
それでも売らなかったら、どうなったか

あのとき怖くて売りたくなった私が、売却0回で、どうなったか。数字で書きます。
- ✅ 投資した金額:約250万円
- ✅ 現在の評価額:約500万円(ほぼ2倍)
- ✅ 6年間の売却回数:0回
ここで一番伝えたいのは、合計が増えたことではありません。
下落していた2022年に買った分が、結果として一番よく伸びている、ということです。
あの頃、口座を見るたびにざわついていた時期にも、自動積立は止まらず、同じ額を買い続けてくれていました。
価格が下がっていたぶん、同じ金額で、いつもより多くの口数を買えていたのです。
もしあのとき怖くて売っていたら、この「安く買えた分」を、自分の手で投げ捨てていたことになります。
ただ、私の6年は、たまたま相場が回復した6年だった面も、確かにあります。
これからの相場が同じになる保証はどこにもありませんし、暴落はこの先も必ずまた来ます。
それでも、身をもって言えることが一つだけあります。
怖いと感じた局面で売らなかったことが、後から振り返ると、一番効いていたということです。
✒️ この6年間の記録は、別の記事に年別で詳しくまとめています。
今は「安くなってありがとう」と思える理由

いまの私は、暴落のニュースを見ても、あまり動揺しなくなりました。
下落のときも、何もしません。むしろ、「安くなってありがとう」くらいに感じるようになりました。
これは、私が強い人間だからではありません。
6年かけて、ようやくこう思えるようになっただけです。最初はあなたと同じで、毎晩ざわついていた人間です。
何が変わったのか。自動積立の仕組みが、腹に落ちたことだと思います。
毎月、決まった日に、決まった額が自動で買われていく。価格が高いときは少なく、安いときは多く買える。
✅ つまり暴落とは、自動積立が普段より多くの口数を仕込んでくれている期間でもあるわけです。
この見方ができるようになると、下落が少しだけ怖くなくなります。
真っ赤な画面の裏側で、積立が淡々と、安く買い込んでくれている。そう思えると、「ありがとう」に近い気持ちになるんです。
ただ、これをいまのあなたに「そう思え」と言うつもりはありません。
私も6年かかりました。いまは「売らずに置いておけば、勝手にそうなっていく」とだけ、頭の隅に置いてもらえれば十分です。
💡 「安くなってありがとう」を無理に思う必要はありません。続けていれば自然とそう思えるようになる、というだけの話です。いまは無理に思おうとしなくて大丈夫ですよ。
暴落の夜にやってはいけないこと・やること

ここからは、いま実際にどう動けばいいか、という具体的な話です。
冒頭で、救急現場の話をしました。混乱した場面ほど、その場の雰囲気で動くのが一番危ない。だから現場には手順があります。パニックのときは、周りに流されず、決められた手順に戻る。それが結果的に、命を守ります。
お金も、同じです。暴落の夜は判断を挟まず、決めておいたこと(=自動積立)に任せる。具体的には、こう整理しています。
- 怖くなって、勢いで売る(狼狽売り)
- 夜の判断ほどあてになりません。売った瞬間に、含み損が「確定した損失」に変わります
- 毎日、何度も口座を開く
- 見るほど不安が大きくなります。減った数字を確認しても、できることは増えません
- SNSの「もう終わりだ」という極論に飲まれる
- 暴落のときほど、過激な声が目立ちます。煽りは、あなたの資産を守ってくれません
- 何もしない
- 一番難しくて、一番効くのがこれです。決めておいた積立に任せて、自分は手を出さない
- アプリを閉じて、スマホを置く
- 見なければ、売りたくなりません。寝てしまうのが、実はかなり有効です
- 積立の設定は、触らない
- 「いったん止めようか」も含めて、手を加えない。下落中こそ、安く買ってくれている時間です

現場で一番危ないのは、焦って動くことです。暴落の夜も同じ。周りに流されないことが、一番最適な行動なんです。
ただし、「売っていい暴落」もあります

ここまで「売るな」と書いてきましたが、ひとつだけ、はっきりした例外があります。
生活に、本当にお金が必要なときは売る。
急な失業、病気、まとまった出費。生活が立ち行かないのに無理して持ち続けるのは、間違いです。そのときは、売ってお金にするのが正しい判断です。
やめてほしいのは、「恐怖で売ること」だけ。
生活のために売るのと、パニックで売るのは、まったくの別物です。
前者はあなたを助けます。
後者は、あなたの未来を削ります。
同じ「売る」でも、中身が正反対なんです。
そして、ここが大事なところです。
暴落に強くなる一番の準備は、株のテクニックではなく「生活防衛資金」だと、私は考えています。
生活費の半年分くらいを、現金で別に持っておく。これがあるだけで、暴落が来ても「このお金は、当面使う予定がない。だから売らなくていい」と思えます。
慌てて売る理由が、そもそも消えるんです。
逆に言えば、生活防衛資金がないまま投資をしていると、暴落のたびに「売らなきゃ」と追い込まれます。怖さの正体は、相場ではなく「現金の余裕のなさ」だったりします。
それでも不安なあなたへ

「頭ではわかった。でも、それでも怖い」
わかります。だから最後に、私の一番恥ずかしい話をすると、
実は私は2022年、別のところで約200万円を失っています。
NISAではありません。
仮想通貨FXに手を出して、溶かしました。
👉 その全記録は、こちらに書いています。
ここで言いたいのは、同じ私の中で、結果が真逆に分かれた、ということです。
仮想通貨FXのお金には、自分でいつでも動かせる「判断の自由」がありました。
そして私は、その自由を使って、欲のまま動き、200万円を溶かしました。
一方でNISAは、毎月自動で積み立つ仕組みでした。
私は最初から「これは貯金だ」と位置づけていて、あの200万円を失った時でさえ、NISA口座には一切、手をつけませんでした。
仕組みに守られたお金だけが、残って、いまほぼ2倍になっています。
この対比から、私が学んだことは、こうです。
- 💸 自分で動かせた金 → 欲と恐怖に負けて、消えた(仮想通貨FXの200万円)
- 🛡 仕組みに守られたお金 → 何もしないうちに、増えていた(NISAの積立)
私が暴落で売らなかったのは、意志が強かったからではありません。
売る判断を、最初から自分に任せない形にしておいたから、守れただけです。
だから、いま暴落で売りたくなっているあなたへ。あなたの意志が弱いわけではありません。
下がる数字を前にすれば、誰だって売りたくなります。私もそうでした。それが普通です。
そのうえで、今夜やることは一つだけです。
アプリを閉じて、何もしない。
明日もできれば、開かない。それだけで、あなたのNISAは仕組みに守られたまま、淡々と積み上がっていきます。
そして、もし「自分で判断しなくていい仕組み」をこれから作るなら、口座開設と自動積立の設定からです。
👉 私が実際にやった手順を、こちらにまとめています。暴落に強くなる第一歩は、相場の勉強ではなく、この「仕組み作り」だと思っています。
SBI証券で新NISAを始める手順はこちら(実体験ベースで解説)
もう「自動積立の仕組みを作る」と決めている方は、下のボタンから直接どうぞ(口座開設・維持は無料です)。

最初は怖くていいんです。私も6年かけて、ようやく慣れました。
今夜は何もせず、ゆっくり休んでください。「ゆっくり、でも確実に。」ですよ。
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