消防士の給料と手取りのリアル|17年目の救急隊長が「月30万円台〜40万円台」の中身
こんにちは!救急隊長しんです!
「消防士の給料って、実際いくらなの?」 そう思って調べると、平均年収の表ばかりが出てきませんか。
私は消防士17年目、救急隊長として10年以上、現場に出ています。
この記事には、私の手取りの幅と、その中身、そして17年でどう変わったかを書いています。
先に結論
- 40代・救急隊長の手取りは、月30万円台から40万円台。時間外の多さで、その月ごとに大きく変わる
- ボーナスは年2回で、合計80万円から100万円くらい
- 基本給だけなら、同年代の会社員より低いと感じる。手当で人並みになる
- 伸びは、年功で少しずつ。救急隊長になって、もう1段上がった
📌 この記事は 公務員のための資産形成ガイド の1本です。
手取りは、月30万円台から40万円台

40代、消防士17年目、救急隊長。 私の手取りは、月30万円台から40万円台です。
幅があるのは、時間外の手当がその月ごとに違うからです。
出動が多い月、夜中の出動が続いた月は、40万円台に乗ります。 落ち着いていた月は、30万円台です。
「月◯万円」と1つの数字で言えないのが、消防士の給料の実際です。
基本の部分は毎月ほぼ同じで、そこに時間外の分が乗る。この形です。
基本給だけなら、同年代の会社員より低い

正直なところ、基本給だけを見ると、同年代の会社員より低いと感じます。
消防士は公務員なので、給料は条例で決まった給料表に沿って上がります。
その基本給に、手当が乗ります。 当直の手当、時間外の手当、出動の手当。
手当が乗って、ようやく人並みです。 「公務員は安定していて高給」というイメージとは、少し違います。
手当は、体を差し出した分だけ
ここが、消防士の給料のいちばんの特徴だと思っています。
手当は、当直や夜中の出動に出た分だけ増えます。
つまり、手取りを増やす方法は、自分の時間と体を、もっと差し出すことです。
コロナ禍で出動が一気に増えたとき、時間外の手当は増えました。 でも、それ以上にしんどかった。命を削っている感覚がありました。
増えた手当と、削られていく自分。 釣り合っているとは、どうしても思えませんでした。
▶ 救急隊長の手帳|コロナ禍、命を削っている感覚で考えた「給料だけ」の怖さ
ボーナスは、年2回で80万円から100万円くらい
ボーナスは、年2回です。 合計で、80万円から100万円くらいです。
公務員のボーナスは、基本給をもとに計算されるので、大きく上下することはありません。
毎年、だいたい同じ額が、だいたい同じ時期に入ります。
私は、ボーナスを投資には回していません。 家族旅行など、今しかできないことに使っています。
毎月の積立は給料から。ボーナスは、今の家族のために。 この分け方で、6年やってきました。
17年で、給料はどう変わったか

伸び方は、2つあります。
1つは、年功です。 毎年少しずつ、確実に上がります。大きくは上がりません。
もう1つは、役職です。 救急隊長になって、手当が1段変わりました。
20代のころと比べれば、手取りは確実に増えています。 でも「がんばったから一気に増えた」という年は、17年で一度もありません。
少しずつ、確実に。 消防士の給料は、そういう増え方をします。
「安定しているが、増えない」給料で、どう資産をつくるか
ここまで読むと、「安定しているけど、増えない」と感じると思います。
私も、そう感じています。
だからこそ、やっていることが2つあります。

1つ目:給料から、毎月4万円を自動で積み立てる
手取りが30万円台でも40万円台でも、積立の額は変えていません。
毎月4万円を、給料日の翌日に自動で投資信託に回しています。
2020年7月につみたてNISA(旧NISA)から始めて、6年。 積み立てた約250万円は、約500万円になりました。
給料が増えない代わりに、給料とは別に育つ柱を1本持つ。 それが、私の答えです。
▶ 【現役消防士17年】投資は副業でバレる?6年続けて職場で起きたこと
2つ目:配当という、もう1本の細い収入
日本の高配当株を55銘柄持っていて、2025年の配当は年83,072円でした。
月にすると約7,000円。小さいですが、当直に出なくても入ってくるお金です。
手当は、体を差し出した分だけ。 配当は、持っているだけ。
この違いを知ってから、給料の見え方が変わりました。
▶ 配当金はいつ・どこに・いくら入る?|55銘柄から受け取る私の実額と、使い道
まとめ|消防士の給料は、手当で人並み。だから別の柱を持つ
この記事のまとめです。
消防士の給料と手取り(40代・救急隊長・17年目)
- 手取りは月30万円台から40万円台。時間外で、その月ごとに変わる
- 基本給だけなら同年代の会社員より低い。手当で人並みになる
- ボーナスは年2回、合計80万円から100万円くらい。家族旅行に使う
- 伸びは年功で少しずつ。役職で1段上がる
- 手当は体を差し出した分だけ。だから、給料とは別に育つ柱を持つ
消防士の給料は、安定しています。
でも、増やそうと思ったら、自分を削るしかない。
その給料で資産をつくる方法は、公務員のための資産形成ガイドに、読む順番でまとめています。
▶ 公務員のための資産形成ガイド|現役の救急隊長が、実額で書いています
※本記事は、私個人の給料と体験にもとづく情報提供です。給料は自治体・階級・勤務形態によって異なります。記載の金額は概算で、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。

