【要約】バビロンの大富豪｜黄金に愛されるの7つ教えを徹底解説！

こんにちは、しんです。

本記事では、書籍「バビロンの大富豪」を紹介します。

皆さんは、「バビロンの大富豪」を知っているでしょうか？

1926年にアメリカで出版された「The Richest Man In Babylon（バビロンいちの大金持ち）」という本で、古代バビロニアを舞台に「お金を貯め、守り、増やす」という原理原則が学べる物語です。

資産家や銀行員などが読み始め、あっという間にベストセラーとなり、今でも非常に多くの人に読まれている名著です。

「バビロンの大富豪」は数あるお金の本の原点と言える書籍です。

今回はこの書籍に書いてある「黄金に愛される7つの教え」を解説します。

ぜひ最後まで読んでください。

バビロンの大富豪の要約：黄金に愛される大富豪の7つの教え

①収入の10分の1を貯金せよ

皆さん、以下の「卵とカゴ」の話を頭でイメージしながら読んでみてください。

真理は圧倒的にシンプルと言えます。

収入の10分の1を貯めれば、皆さんの資産は確実に、絶対に、100％の確率で増え続けます。

手取り20万円の会社員なら2万円になります。

でも、「わずか2万円を貯めてもお金持ちにはなれないのでは？」と感じる人もいるでしょう。

一般的にサラリーマンの生涯賃金は、大卒男性で2億7千万円、大卒女性で2億2千万円と言われています。

収入の10％を貯めれば、2,000万円〜2,700万円は確実に作れます。

共働き世帯なら、同じ原理でさらに2,000万円以上を上乗せできることになります。

もし副業で月10万円稼げるようになり、30年間全て貯金すれば、さらに3,600万円も上乗せできるでしょう。

つまり、投資などしなくても貯金だけで5,000万円以上の資産をもつ準富裕層の仲間入りができるということです。

収入の10分の1を貯金し続けられる家計が破綻することはありえません。

だからこそ、貯金は攻守に優れた最強の教えだと言えます。

②欲望に優先順位をつけよ

人の欲望には際限がありません。

そのため、収入が多い人も少ない人も、誰もが一様にお金を使い切ってしまいます。

そんな欲望の無限ループから離脱する方法は、「収入の10分の1を貯金して、残りの10分の9で叶えられないモノは諦める」です。

しかし、以下のような感情を抱く人もいるでしょう。

気持ちはよく分かります。

でも、やりたいことを全て叶えようとしたら、いくらお金があっても足りません。

なので、欲望に優先順位につけて、大切なことだけにお金を使うようにしましょう。

優先順位をつけることは、お金の悩みから解放されることにつながります。

断言しますが、優先順位の低い支出を切り捨てても、生活の満足度は決して下がりません。

③蓄えたお金を働かせよ

書籍「バビロンの大富豪」では、お金持ちを以下のように表現しています。

お金を持っている人をお金持ちと呼ぶのではない、お金を増やせる「仕組み」を持っている人をお金持ちと呼ぶ。

（出典：バビロンの大富豪）

お金を増やせる仕組みってなんだろ？

お金を増やせる仕組みとは、言い換えれば「お金を働かせる」ことです。

昔は情報が手に入りにくかったため、お金を働かせると言われても、誰もが理解して実施するのは難しいことでした。

しかし、近年はインターネット技術や金融の発達によって、誰でも簡単に優良なファンドへ投資できるようになったのです。

資産5億円を超える超裕福層、資産1億円を超える裕福層と呼ばる世帯数の合計は、年々増え続けています。

彼らは誰もがお金の働かせ方を知っている人たちです。

労働収入だけでは大きな資産を築くことが難しいと理解し、行動を続けている人たちとも言えるでしょう。

上述したように、今は様々な情報を手にしやすくなり、誰もが同じように行動できる時代です。

お金持ちの現実を知って行動するかどうかは、皆んさん次第です。

④危険や天敵からお金を堅守せよ

これまでの教えの通り、貯金をして投資でお金に働いてもらうことで、皆さんの資産は確実に増えていきます。

そこで次に重要な教えが、貯まったお金を詐欺などで失わないことです。

警察庁の「特殊詐欺認知・検挙状況等について」によると、オレオレ詐欺や預貯金詐欺などの特殊詐欺の認知件数は、平成25年から10年連続で1万件を超えています。

令和4年でも17,570件と高止まりしており、認知されていない件数を考慮すればさらに増えるでしょう。

また、オレオレ詐欺以外にも2019年にニュースとなった「かんぽ生命の18万件を超える不正契約」のように、身の回りには至るところにお金を失うキッカケが溢れています。

貯めたお金を失わないように堅守することで、いつか必ずお金持ちになれます。

騙された人は、みんな口を揃えて「まさか自分が…」と言います。

⑤より良きところに住め

書籍「バビロンの大富豪」では、住居について以下のように述べられています。

住居はただ安ければ良いわけではない。住居は生活と密接に関わっており、生活の幸福度は貯金を増やすモチベーションに大きくかかわる。

（出典：バビロンの大富豪）

住居への支払いが心を豊かにするために投資とも言えるのは間違いありません。

ただ、気をつけるべき点もあります。

住居は多くのプロがマーケティングに関わっており、自分の価値観ではなく、他人や世間の価値観に振り回されている人も少なくありません。

例えば住居に対して、以下のように感じている人はいませんか？

これは、本当に皆さんが考えて導き出した答えでしょうか？

自分が心から納得できて、幸福に過ごせる住居で暮らすことはモチベーションにも良い影響を与えるでしょう。

しかし、世間や他人の価値観をもとに、見栄えで良いところに住むのでは意味がありません。

「より良き住居の定義」は人によって違うからこそ、自分の価値観と向き合い考えていきましょう。

⑥今日から未来の生活に備えよ

人はいつか必ず老いて死ぬからこそ、今日から将来に備えておきましょう。

お金を貯めておけば、もし働けなくなったとしても金銭的な困窮を回避できて、自分が死んでしまった場合でも家族を守れます。

皆さんがいつまで働き続けられるか分かりませんし、誰にも平等に死は訪れます。

未来の生活に備えなければ、確実に将来、金銭的に困ることになるでしょう。

今何をしないというのは問題の先送りに過ぎず、お金を貯める・稼ぐ・増やす以外にも、できることはたくさんあります。

今日から未来の生活に備えた人には、将来の穏やかな生活が待っているはずです。

⑦自分こそを最大の資本とせよ

富を生む最大の資本は自分自身です。

動いた人は富を手にし、動かない人は富を手にすることはできません。

7つの教えの中で、この教えが一番重要です。

あらゆる意味において、自分こそが最大の資本であるのは間違いありません。

「ナニワ金融道」などで有名な作家・漫画家である青木雄二氏は、「株式投資なんて、株式投資以外に何も能がない人間のやること」と述べています。

厳しい意見ではありますが、本質的な部分を考えさせるものです。

例えば1,000万円を年利5％で運用しても、1年で50万円しか増えません。

もちろん、不労所得という意味では大きなモノなのは間違いありません。

一方、教え①でも解説したように、サラリーマンの生涯賃金は約2億円〜3億円です。

また起業家ともなれば、ビジネスで10億円以上稼ぐ人たちもいます。

純粋に投資だけで10億円もの利益を手にするのはかなり難しいです。

自分自身に投資し、自分で稼ぐことが最も確実で、かつ圧倒的な資産形成のスピードも速いのです。

まとめ：大富豪の7つの教えを実践できれば、誰でも資産を築くことができる

今回の記事では、お金に関する書籍の中で原点とも言える書籍「バビロンの大富豪」で書かれている7つの教えについて解説しました。

この7つの教えを実践できれば、誰でも資産を築くことができるはずです。

書籍では7つの教えを、より具体的に紹介しています。もっと深く理解したい方は実際に書籍を読むことをおすすめします。

最後になりますが、今の世界で資産を築くためには証券口座が必須になります。

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現代の富の倉庫は証券口座です。

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今回の記事の内容は以上になります。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。それでは失礼します。

しん

兼業投資家/簿記2級

公務員投資家として2020年から株式投資を開始。

2021年に米国株の個別投資、仮想通貨FXによって約200万円の損失。

現在、S&P500インデックス投資と高配当株投資、仮想通貨投資で約900万円を運用中。

投資に関する情報を日々発信しています。